官能のボックスセット

届いた瞬間に思わず嬉し過ぎる悲鳴が。

昨日ついに店頭に並んだホワイト・ストライプスのライヴ作品、
『アンダー・ザ・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツ』。
中身については、
もう、とにかくロック映画として珠玉の作品で、
音楽が中心にあるのはもちろんだが、
画としての美しさも、ドラマという意味でも
ロック映画の名作にひけをとらない作品なのだけど、
今日オフィスにこれのデラックス盤というのが届いて、
これがまたすごかった。
あんまりすごいので、初めて複数の写真を使ってみる。


官能のボックスセット



まずこれが外から見た図。
左下のディランのチロルチョコ・セットを参考に
大きさも想像していただきたいのだけど、
ツヤ消し黒の重厚なボックスに包まれたそれは、
途轍もない存在感&ゴージャズさ。
あのAC/DCアンプ付ボックスセットともタメはるぐらいゴツい。

官能のボックスセット


で、開けてみたところ。
とにかく、ものすごい物量。
そのどれもが愛情が注がれたプロダクトになっている。
一つ一つ検証へ。

官能のボックスセット


これが日本盤でも出ているCD+DVDのセット。
ただし、今回は映画なので、
このボックスセットの特典として、
丸々1本のライヴが入ったDVDが特典ディスクとして入っている。
計3枚組。
そして、絵本仕立てのブックレットが付いているのだけど、
ライナーノーツを提供しているのはジム・ジャームッシュ。
これだけで、このボックスセットへの愛情が伝わってくる。

官能のボックスセット



そして、こちらがアナログ盤。
通常盤にも収録されているライヴ音源が、
2枚組のアナログで収録されている。
なかには、アナログ・サイズのポスターとフォト・プリント。
そして、7インチまで入っているのがオツ。
アナログ狂のジャック・ホワイトだが、
執念とも言える力のいれよう。


官能のボックスセット



最後に御紹介するのが、今回のライヴの舞台となった
カナダ・ツアーを追った写真集。
これだけで商品となるくらいのクオリティ。
写真を担当したのはAutumn De Wilde。
ジャック・ホワイト関連の最近のジャケット写真をはじめ、
ベックの『シーチェンジ』も手掛けている女性カメラマンだが、
ホワイト・ストライプスじゃなくても
彼女の写真集が出たら買おうと思っていたので
嬉しすぎる特典。
現代性とロックンロールの歴史性の両方を湛えた
写真は見事としか言いようがない。


ホワイト・ストライプスのオフィシャル・サイトから購入できるが、
いかんせんそこは英語ということで、
若干量、日本のワーナーが通信販売で提供することにしてくれたという。
サイトは以下。
http://item.rakuten.co.jp/warnermusic/d2-521090/

100セットも入ってきてないらしいので、気になった方はお早めに。(古川)
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