ストーン・サワーのCD家を作ってみた

ストーン・サワーのCD家を作ってみた

昨日、硬派なメタル・フェスの中、妙に泣きの多いステージを見せてくれたコリィ・テイラー率いるストーン・サワーだが、最新作『ハウス・オブ・ゴールド&ボーンズ』は2枚別売されたコンセプト・アルバム。
過去の悪夢と、自分の道徳心と向き合うある男のファンタジックな物語が描かれているのだが、面白いのはそれをアルバムの歌詞に反映しているだけではなく、コリィ自らその物語を短編小説として執筆し、それをブックレットに掲載している。
しかも、そこにとどまることなく、そのストーリーをコミック・ブックに仕上げていて、原作者として台本を書き上げたとのこと。
つまり、『ハウス・オブ・ゴールド&ボーンズ』は音楽だけとしてではなく、小説としても、マンガとしても、楽しめることができ、コリィにとってはとてつもなく大きなプロジェクトなのである。

極めつけは、2枚のCDパッケージを組み合わせると“家”になること。
出来上がったものはちょっと可愛げな感じだが、デジタルへの移行が激しく、アートワークやパッケージにあまり気が使われていない作品が多い中、これはお見事。

YouTubeに作り方を丁寧に説明した動画もあり。

先週の金曜日、直接コリィにこの一大プロジェクトについてインタヴューした。
相変わらず饒舌で、とても充実したひとときだった。
このインタヴューは6月1日発売号に掲載しまっす!(内田亮)
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