ザ・1975のマシュー・ヒーリーに対面取材

ザ・1975のマシュー・ヒーリーに対面取材

本日、ザ・1975のマシュー・ヒーリーに取材してきた。
『ロッキング・オン』のザ・1975番長というか、”胸きゅん系男”番長は羽鳥なんだけど、残念ながら病欠ということで、今日は羽鳥の熱い思いがこもった質問を持って、自分がマットに対面してきた。
これがまた、男である自分もちょっとドキっとするぐらい男前&スーパー爽やかな超いいやつ。
デビュー作の成功について、バンドの80s的な価値観について、すでに構想しているセカンド・アルバムについて、そして日本に対する尊敬の念について、いろいろと語ってもらった。
あと自分が男だからってのもあると思うんだけど、”女性観”についても語ってくれました。
いやあ、楽しいインタヴューだった(申し訳ない、羽鳥!)。

アルバムを聴いたらすぐわかるように、彼らが目指しているものは究極のポップ・ソングを作ること。
その実現の第一弾とも言える”チョコレート”だが、マット曰く「この曲、何度演奏しても、絶対に飽きることないんだよ。ホントに最高の曲だと思う」。
自ら生んだヒット・ソングをまるで呪いのように扱うアーティストが多い中、これだけあっけらかんに自らの”クリエーション”を称えられるのはホントに素晴らしいことだと思うし、アーティストとしての底力をすごく感じさせる。
これは本誌のディスク・レビューでも以前書いたが(http://ro69.jp/disc/detail/90113)、確かに80年代のいわゆる産業ポップスを彷彿とさせるサウンドを鳴らす彼らだが、そこに”産業”がまったく関わってないのが、とにかく新鮮。
ホイットニー・ヒューストンからフィル・コリンズを心底愛しているから、このようなサウンドを鳴らしているだけであって、それこそ意外とバンド歴の長い彼らが自ら形成したアイデンティティであり、誰にも言われず辿り着いた自分たちのサウンドなのである。

とにかく今晩のライヴが楽しみ。
本人もバンドもめちゃくちゃ気合入ってました。

インタヴューはロッキング・オン4月号(3月1日発売)に掲載!
ちょっと先だけど、楽しみにしてください。(内田亮)
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