昨年のROCK IN JAPAN FES.で実際に彼女の生歌を聴いたときの衝撃は今でも忘れない。アコースティックを奏でるギタリストとともに颯爽と登場し、その第一声を放った瞬間、SOUND OF FORESTの空気が一変した。ガラス…
ほぼ無名だった昨年、「COUNTDOWN JACK」で入賞を果たし、見事幕張の舞台を勝ち取ったALL OFFのデビュー音源『From Midnight To Sunshine』。カリフォルニア育ちのフロントマンによるハイトーンな英詞ボーカル。変…
2007年のジョナ・マトランガ単身来日時に、ファーについて話をした際には、その時点でのラスト・アルバム『ウォーター&ソリューションズ』が、自分と他のメンバーの個性を最高の形で融合できた作品となったので、…
ネオン・インディアンやウォッシュド・アウトと並び、話題の「グローファイ」を牽引するNYのデュオ。ノスタルジックなメロディとチープな打ち込み。全編を覆う弛緩したムード。つまりは“ローファイなエレクトロ”…
ついにサマソニ来日が実現するケイナーン! もちろん、ジェイ・ZもNASも重要だけど、これは必見のアーティスト間違いなしです。というわけで、去年リリースされたあまりにも素晴らしすぎるファースト『トルバドゥ…
ドラマ『素直になれなくて』の主題歌としてWEAVERが初の書き下ろしに挑戦した“Hard to say I love you ~言い出せなくて~”。主演の上野樹里がどしゃ降りの雨の中で佇むシーンなどで流れるドラマチックなイント…
昨夏のフジ・ロックでの演奏も未だ記憶に鮮烈なメルヴィンズの新作。ツイン・ドラム編成となって3作目、数多くのツアーもこなしてきたことで、凄腕ドラマー2名を有するポテンシャルは、いよいよ全面開花したようだ…
4作目となるこのアルバムで、te'は自身のレーベル残響レコードから、メジャーに移籍。アグレッシブでむき出しのインスト・サウンドで、新たなフィールドへ闘いを挑む。手加減やら、はじめましての人への手心なんて…
アメリカン・ショウビジネスの伝説=ジュディ・ガーランドへのトリビュート、初のクラシック・オペラ発表と、アーティストとしての領域を押し広げる、野心的な挑戦を続けてきたルーファス・ウェインライト。本作は…
世にある、ときにはヒット・チャートを駆け上がりもする「母への感謝や愛」の大半と、“to Mother”がまったく違うものだということは、誰が聴いても一発で分かるだろう。ここで所謂「母への感謝や愛」と“to Moth…
ジャック・ジョンソンど真ん中のアルバム・タイトル。先行シングルのオープニング曲と本編ラストの曲は豊かなアレンジに彩られているが、それ以外は全体的にシンプルなサウンドで構成されていて、初期2枚の感触に…
なんだかんだを経て、とにかく復活を果たしたストーン・テンプル・パイロッツの、セルフ・タイトルを冠した9年ぶりの新作。リード・トラックでもある1曲目“ビトウィーン・ザ・ラインズ”から勢いに溢れている。そ…
ラップ的歌唱を取り入れた“新世紀のラブソング”、原作者の歌詞を基に書き下ろされた“ソラニン”と、新要素の導入に積極的な姿勢を見せるアジカン。魔法の鍵で次々と禁断の扉を開くかのようなその冒険的手つきは…
なんで黒猫チェルシーは2010年に、生まれたてのジャンルみたいな新鮮さでガレージロックを鳴らせるのか。単純に言えば、カッコいいと思っているからだ。心の底から、そのカッコよさに痺れているからだ。しかし、そ…
アルバム・タイトルの『トータル・ライフ・フォーエヴァー』とは、アメリカの未来学者、レイモンド・カーツワイルの提唱するコンセプトを聞いて生まれたそうだ。その学者が言うには、人類の進化の次なる段階では、…
英米では今年間違いなくもっとも重要な作品のひとつである。サウンド面では、ストリングスやホーンといった新たなアプローチが採り入れられており、ザ・ナショナルのトレードマークである切ないピッキングが消えた…
ジャック・ホワイトは本当にこのバンドをやっていて楽しくて仕方がないんじゃないだろうか。ジャック個人ではどうすることもできない諸事情を抱えて停止しているホワイト・ストライプスを尻目に、1年足らずのイン…
いしわたり淳治&砂原良徳というユニットがスタートした。01年に砂原がSUPERCARのプロデュースをして以来、2人には交流があった。また、彼らは、かつて在籍したSUPERCAR、電気グルーヴで、いずれも音楽制作面での…
くるりというバンドはどこへ向かうのか。アルバムごとに異なるインスピレーションを見つけては、気の向くままに自分たちのロックを冒険させてきた彼らに、明確な目的地はない。ただ、12年間歩んできたその道をずっ…
今年1月に行われた武道館2デイズを収めたDVD。私は2日目のライブを観ることができたのだが、あの日の衝撃が鮮明に蘇る、壮絶な映像作品だ。 漆黒の闇の中、天井から垂れた薄い幕に、その奥にいるメンバー5人のシ…
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