同じビーチ・ボーイズ&ブライアン・ウィルソンを崇めるのでも、例えばアニコレなんかはもっと複雑な意匠を感じさせたが、2010年の彼らは実に屈託がない。まあそれが、サーフィンや「海」のイメージに直結する要因…
これはすごい。グランジ・ギターとスクラッチ・ノイズとラテンなパーカッションと――つまり、今までのDragon Ashの音楽的要素が暴走超特急のようにどどどどどっと並走しているようなトラック。そして、《とても野…
ブルース・スプリングスティーンの正統な後継者、ザ・ガスライト・アンセムのニュー・アルバムが早くも到着。引き続きフロッギング・モリーのテッド・ハットがプロデュースを手がけ、前作『ザ・フィフティナイン・…
いわゆる「プロデューサーが作ったアルバム」だと思って聴くと、とんでもないから気をつけたほうがいい。鈍い鉛色の刃先が目の前の世界をざっくり切り裂き、時間という不可逆な流れに重い杭を打ち込む――そんなタ…
変則的ベスト収録の土屋昌巳プロデュース曲“テキーラ!テキーラ!”のいたずらなステップを踏む、心地好いダーティーさとキャッチーさ。CMソング“青空”の、センチメンタルむきだしのまっすぐなメロディに貫かれ…
7月の来日はいったいどんなことになるのか!? 通算5作目となるこの『スイム』、平たく言ってしまうならばこれは「ダンス・アルバム」だ。しかし、たとえばジュニア・ボーイズなどもそうだが、エレクトロニック・ミ…
恒例のライブDVDシリーズ第5弾。DISC1は6thアルバム『Life is sweet』を引っ提げた、自身最大規模の全国ツアーのセミファイナル公演、Zepp Tokyoの模様を収録。その一曲一曲、MC一本一本に込められる半端ない熱量…
まずこのMP3時代に全23曲78分というボリュームからして圧倒的。しかも、ヒップホップによくあるスキットのようなものはほとんどなく、3曲のイントロは含むが、すべてれっきとした曲になっている。スタッフもそのボ…
《今欲しいのはオンリ、ユ。/貴方のキスに泣きたい》。そんな寂しさや孤独感をとびきりポップでキュートなメロディに乗せて歌う、新たな名曲“ロンリー”。 「貴方に会いたい!」という恋する者の切なる願いは、…
《ring a ding dong》という、おまじないの様に繰り返される歌詞が印象的なシングル『Ring a Ding Dong』が久々にリリースされる。これまで様々なゲストアーティストを招いてきたが、今回は、作曲(作詞は共作)と…
前作を好きなら、期待を裏切られることはないだろう。2年ぶりの3作目は前作同様、タフなドラムン・ベースに、マッシブなヘヴィ・ロックの構成美が加わり、湿り気のある哀愁系歌メロが乗って目一杯加速したような、…
冒頭一曲目“サイコーなRock You!”のインパクトがすごい。太くうねるビートに絡むボーカルは、まるで野生動物の咆哮のよう。シンプルなロックサウンドに回帰してみせた前作『ROCK'N'ROLL』をさらにワイルドにした…
このバンドの“レッツ・ゴー・サーフィン”のPVを初めて観たときのことをどう言えばいいだろう。ポカーンである。完全に思考停止。にわかに2010年のバンドとは信じられず、ググってググって、存在を確かめ、それで…
「00年代・ベテラン再始動バンド最大の殊勲賞」という次元をはるかにすっ飛ばし、世間のノスタルジーすら置き去りにしてあっさり「最前線」に到達してしまったユニコーン。フル回転だった09年は4月にリリースされ…
オアシスの全シングルを収めた本作が醸し出すベスト盤としてのオフィシャル感、そして整合感は、「これって単にノエルのフェイバリット・トラック集ですよね?」としか言いようが無かったオアシス初のベスト盤、『…
クラクソンズからケリー・オケレケまで旬の若手をコラボレーターとして召集し、つまりはケミカル・ブラザーズこそが2007年当時のニュー・レイヴと呼ばれたダンス・ロックの潮流のゴッドファーザーであることを改め…
純然たるシングルとしては『ジュゴンの見える丘』以来約2年7ヵ月ぶりとなる今作は、タイトル曲“ニライカナイ”のハイヤ、イヤサッサ!という高らかな民謡調の歌い回しから始まる――しかし。ここにいるのは、“ジ…
昨年のROCK IN JAPAN FES.で実際に彼女の生歌を聴いたときの衝撃は今でも忘れない。アコースティックを奏でるギタリストとともに颯爽と登場し、その第一声を放った瞬間、SOUND OF FORESTの空気が一変した。ガラス…
ほぼ無名だった昨年、「COUNTDOWN JACK」で入賞を果たし、見事幕張の舞台を勝ち取ったALL OFFのデビュー音源『From Midnight To Sunshine』。カリフォルニア育ちのフロントマンによるハイトーンな英詞ボーカル。変…
2007年のジョナ・マトランガ単身来日時に、ファーについて話をした際には、その時点でのラスト・アルバム『ウォーター&ソリューションズ』が、自分と他のメンバーの個性を最高の形で融合できた作品となったので、…
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