09年、酉年から丑年へ――というできすぎのタイミングで本格的な再始動を果たすTERIYAKI BOYZ(R)。アルバム『SERIOUS JAPANESE』に先駆けてリリースされる新曲のプロデューサーは、ザ・ネプチューンズ。念のため言…
2004年には、それぞれ趣向の違う作品を次々と6枚も連続リリースし、尽きせぬ創造力を見せつけたジョン・フルシアンテだが、現在チリ・ペッパーズが活動休止に入っているのを受け、いよいよ4年ぶりのソロ新作を発…
インディからメジャーへと移籍してリリースされる、メジャーでは初の新録音源となるニュー・シングル。ただ、そうした周辺情報やリリース環境は、本人達にとってはどうでもいいだろう。tacicaは「答え」を世界に対…
2007年末にはリヴァース・クオモ名義のデモ&未発表曲集第一弾『アローン』を、そして2008年6月にはウィーザーの新作『レッド・アルバム』をリリースしたリヴァースだが、2009年はこのソロ第二弾『アローン2』に…
先日、過去のコラボ作品を一気にまとめた企画盤をリリースして、フットワーク軽く進み続けた軌跡を実感させてくれたスチャダラパー。今やコラボレーションは音楽シーンの中でごく普通のこととなっているが、そもそ…
これを日本で観たかったと思わずにいられないパニック・アット・ザ・ディスコのライブCD/DVD。レーベル仲間と組んだホンダ・シビック・ツアーから08年4月のシカゴ公演を収録、サマソニのスタジアムとはまた雰…
頭サビの≪世界も涙も強さも忘れて/素敵なあなたに歌われたいよ≫というフレーズがどこか誇らしくすら響くタイトル曲“アナタMAGIC”。脳内でコングロマリット化した葛藤や妄想と取っ組み合いながら、それでもス…
ゴシップのベス姐さんの意外なキュートさとか、ピーチズの知性と戦略とか――一見挑発的なパフォーマンスや強烈なキャラが目立ちがちな“新世代ライオット・ガール”の中でも、きっちりと残っていくタイプのアーテ…
ベスト盤/武道館2デイズのライブDVD/PV集『チャートバスターズK!』といったアイテムに加え、ツアーあり『Springroove』『MTVアンプラグド』といったイベントあり『隠し砦の三悪人』出演あり「The THREE」結…
2月の来日ツアーに伴い、06年に発売されたマイモニのライブ盤『オコノコス』晴れての初日本盤化である。3作目『Z』のツアー中に、サンフランシスコの歴史的な会場のフィルモアで録音された2時間におよぶ彼らの…
≪1.2.3.4.5,+1.+2 and you and me≫という独自の恋の方程式をアグレッシブかつキャッチーにぶっ放す“LOVE MATHEMATICS”。「changes」以来8ヶ月ぶりのシングルだが、夏フェス、学園祭ツアー、年末はCO…
シンガポール生まれアメリカ育ち、現在はニューヨークに居を構え、ベッドルームからドリーミィなエレクトロニック・ミュージックを発信するアイ・ヘイト・ディス・プレイスことショーン・ナーニー。前作『ネヴァー…
前作『シフォン主義』に続く新作は、『ハイファイ新書』。ライブではすでに披露されている曲も多く収録された本作は、25世紀も、心霊現象も、課外授業の恋愛も、学級崩壊も、同一線上に描く妙な異物感はそのままに…
曲タイトルを聞いて、まず笑った。そして「足の角度も見てください!」と、レーベルの担当者が送ってきたジャケット写真を見て二度笑った。本作がクラッシュの『London Calling』のオマージュだろうことは明らかな…
初の日本語詞による、シングル3部作の最終章“Brighter Days”。アップリフティングなメロディと弾んだリズムで、≪無限の光が奏でゆくメロディ/虹のハーモニー僕ら繋ぐ合図≫というフレーズ通りのきらめきを持…
なんと先日、引退することが発表され、「二代目」を杉並区のレンタル・ビデオ店員が襲名することとなったDJ OZMA。つまり3rdアルバムとなる本作は一代目DJ OZMAによるラスト・アルバム!……と、まずは基本的な情…
傑作ライヴ盤として名高いU2の『ブラッド・レッド・スカイ=四騎=』は、コンパクトでエッジが立って、どこまでもエモーショナルなそのパフォーマンスが非常に話題になって、U2の評価を決定付けた重要な作品だ…
ヌンチャクが掲げた「KCHC(カシワ・シティ・ハードコア)」の言葉通り、確かに柏はハードコアの聖地と呼ぶにふさわしい場所だ。00年代もBUDDHISTSONなどのユニークなバンドを送り出してきたかの地から、またまた…
ストーンズ祭りが終わらない、っていうかなんでクリスマス・イブにこういうものをリリースするかな。トピックが多過ぎて何を書けば良いのやらだが、とにかくデビューALから『レット・イット・ブリード』までの16…
≪言葉はあきた/仕方なくつかってる/どうでもいい≫。アルバムはこんな歌い出しで幕を開ける。機械でピッチを無理やり上げた声は、CDの故障かと思うくらいの奇矯な響き。そして歌はこう続く。≪国も全部捨てて…
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