武道館で告知されていた映画『亜人』の主題歌であり、各地夏フェスでも披露されている“BLACK MEMORY”。突き飛ばすようなビートと耳を劈く鋭いギターリフ、メンバー一丸の《Get it up》という熱いコーラスで転が…
KANA-BOONはまだ20代の若手とは言え、すでに新人のフェーズを抜けシーンの主力たる立場だと言っていいだろう。その点で、前作『Origin』がバンドとしての初期衝動を振り返り、またサウンド面においても抜本的に構…
先行シングル“マシーン”の印象では、もっとはっちゃけてくるかと予想したら、その逆、本格派度が増している。彼らの音楽がシューゲイザーとは思わない。とすれば、素晴らしきドリーム・ポップ? XLから、00年代…
ザ・キラーズ 『ワンダフル・ワンダフル』 9月22日発売 ひどく乾き、ひび割れた黒炭のような大地に色鮮やかな貝殻がぽつんと置かれている。そんな本作のアルバム・ジャケットから連想するものがあるとすれば、ず…
「やればできる」とか「夢は叶う」なんて歌にはもう絶望しか感じない。そんな百も承知の嘘っぱちよりも、「やるだけやってもダメだった」と、「死ぬほど頑張ったのに勝てなかった」と、そういう歌が響く瞬間が人生…
すげえ。なんだこのテンション。レミオロメンの呪縛と反動のファーストソロアルバムがあって、それらからソングライターとして解き放たれたのは前作『日日是好日』で、あれも今聴き直しても相当いいアルバムだが、…
イントロ、曲構成、コード進行、ギターリフの作り方と音色、ベースのフレージングと音、キックとスネアの感じ、どこをとっても「今どきの若い子のギターバンド」の枠から一歩も出ていない。類型的、とすら言ってい…
1曲目は“ハッピーウェディング前ソング”、日本の結婚式場で若い世代が新郎新婦入場やケーキ入刀に合わせてガンガンに流すための新たな名曲の誕生だ。《キッス!キッス!キッス!》《からの入籍!入籍!入籍!》…
ワイズ・ブラッド、デイム・ファンク(本作にも共演曲のリワークを収録)らとの霊感豊かなコラボが続いてきたところで、3年ぶりの新作。ルーツ=宅録に回帰した1枚とのことで、『ザ・ドルドラムズ』のジャケに軽く…
思わずスタカンかと言いたくなる先行ナンバー“How Soon the Dawn”で期待値を上げまくったジェイク・バグの4枚目。デビュー5年で4枚だから順調この上ないのだが、ある種の成熟を強烈に感じさせながら、それでいて…
スコットランド→ニューヨーク→アイルランド→米南部と音の旅を続ける吟遊詩人マイク・スコットだが、本作で日本もその旅路に加わった。収録曲の半数以上を占めるのはアーティスト・ろくでなし子こと五十嵐恵との…
それこそリミキサー/プロデューサーとしての手腕については、リナス・エクレイ&クリスチャン・カールソンは単独でも世界代表レベルのきらめきを放っているわけだが、現時点ですでにMV再生3億回(!)を突破した…
今年でハーフネルソン名義だった初のバンド結成から50年目を迎えたスパークスの新作。通算22枚目で、平均してほぼ2年に1枚リースし続けてきたという事実もすごいことだが、その間、まったくぶれることなく、ポップ…
フー・ファイターズ 『コンクリート・アンド・ゴールド』 9月15日発売 ヘヴィ・メタルとレゲトンが狂騒の彼方へデッドヒートを繰り広げる“Run”の時点で、フー・ファイターズの「今」のクリエイティビティが、…
ピアノはメロディや和音を響かせたりできる一方、ビートを放つことにも長けている。もちろんギターやバイオリンなどの弦楽器、トランペット、サキソフォンなどの管楽器もメロディとリズムの両方を担えるが、ピアノ…
メタルコアやエレクトロニコア、日本ではピコリーモなどとも形容される、ドイツ発のエスキモー・コールボーイ。チャラリーモと呼ばれることもあるが、2年ぶりの最新作は、こうしたジャンル分けや特定の見方への疑…
T・レックス名義での3作目『ザ・スライダー』からマーク・ボランの遺作となった『地下世界のダンディ』までスタジオ盤6枚&73年『グレート・ヒッツ』の計7作品が、マーク・ボラン生誕70周年&没後40年/T・レッ…
幻想的な世界と、世の中に平手打ちのような衝撃を与えたいという気持ちからつけられたバンド名の通り、これまでは平手打ち並みに注目を集めるパワフルな2作品だったが、本作は4月に出たミニアルバム『I STAND ALON…
感情のコントロールが利かなくなったように掠れ、震えながらも昂っていくコナーのボーカルに圧倒された“アムステルダム”を筆頭に、ナッシング・バット・シーヴスのセカンドとなる本作は、2年前の前作にあった静…
ハリソン・ミルスとクレイトン・ナイトにより、シアトルで結成されたエレクトロポップ・デュオ=オデッザのニュー・アルバム。自ら立ち上げた新レーベルからのリリースだが、前作に引き続きニンジャ・チューン傘下…
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