思わずスタカンかと言いたくなる先行ナンバー“How Soon the Dawn”で期待値を上げまくったジェイク・バグの4枚目。デビュー5年で4枚だから順調この上ないのだが、ある種の成熟を強烈に感じさせながら、それでいて…
スコットランド→ニューヨーク→アイルランド→米南部と音の旅を続ける吟遊詩人マイク・スコットだが、本作で日本もその旅路に加わった。収録曲の半数以上を占めるのはアーティスト・ろくでなし子こと五十嵐恵との…
それこそリミキサー/プロデューサーとしての手腕については、リナス・エクレイ&クリスチャン・カールソンは単独でも世界代表レベルのきらめきを放っているわけだが、現時点ですでにMV再生3億回(!)を突破した…
今年でハーフネルソン名義だった初のバンド結成から50年目を迎えたスパークスの新作。通算22枚目で、平均してほぼ2年に1枚リースし続けてきたという事実もすごいことだが、その間、まったくぶれることなく、ポップ…
フー・ファイターズ 『コンクリート・アンド・ゴールド』 9月15日発売 ヘヴィ・メタルとレゲトンが狂騒の彼方へデッドヒートを繰り広げる“Run”の時点で、フー・ファイターズの「今」のクリエイティビティが、…
ピアノはメロディや和音を響かせたりできる一方、ビートを放つことにも長けている。もちろんギターやバイオリンなどの弦楽器、トランペット、サキソフォンなどの管楽器もメロディとリズムの両方を担えるが、ピアノ…
メタルコアやエレクトロニコア、日本ではピコリーモなどとも形容される、ドイツ発のエスキモー・コールボーイ。チャラリーモと呼ばれることもあるが、2年ぶりの最新作は、こうしたジャンル分けや特定の見方への疑…
T・レックス名義での3作目『ザ・スライダー』からマーク・ボランの遺作となった『地下世界のダンディ』までスタジオ盤6枚&73年『グレート・ヒッツ』の計7作品が、マーク・ボラン生誕70周年&没後40年/T・レッ…
幻想的な世界と、世の中に平手打ちのような衝撃を与えたいという気持ちからつけられたバンド名の通り、これまでは平手打ち並みに注目を集めるパワフルな2作品だったが、本作は4月に出たミニアルバム『I STAND ALON…
感情のコントロールが利かなくなったように掠れ、震えながらも昂っていくコナーのボーカルに圧倒された“アムステルダム”を筆頭に、ナッシング・バット・シーヴスのセカンドとなる本作は、2年前の前作にあった静…
ハリソン・ミルスとクレイトン・ナイトにより、シアトルで結成されたエレクトロポップ・デュオ=オデッザのニュー・アルバム。自ら立ち上げた新レーベルからのリリースだが、前作に引き続きニンジャ・チューン傘下…
良くないわけがない、がっかりさせられるはずがない、という圧倒的な信頼感がまずあり、聴くと「ほら、やっぱり!」ってことになるのは誰でしょう。と考えると、自分の中で長年第1位なのは、この人たちかもしれな…
ロンドン出身のドミニク・メイカーとカイ・カンポスによるユニットの4年ぶりの3作目。前作はダブステップ以降のエレクトロニック・ミュージックの画期となるような傑作だった。密室的な背徳感と、ライブ的な躍動感…
前作から4年、その間メンバーたちのさまざまなプロジェクトは活発だったもののザ・ナショナルはどこに、という感じだったが、この音が流れ出したとたんそんな空白感は吹き飛ぶ。それほど年月分の試行錯誤がしっか…
Plastic Treeがメジャーデビュー20周年を「樹念」してリリースするトリビュートアルバム。PELICAN FANCLUB、氣志團、清春、People In The Box、相川七瀬、緒方恵美、a crowd of rebellion、GOOD ON THE REEL、MUCC…
海洋汚染をテーマにしたドキュメンタリー映画『ザ・スモッグ・オブ・ザ・シー』のディレクションと並行して制作された、4年ぶり通算7枚目のアルバム。映画のテーマ曲“フラグメンツ”も収録されているが、重いテー…
ニール・ヤング 『ヒッチハイカー』 9月8日発売 1976年にレコーディングされたニール・ヤングの音源で構成されているのが今回の『ヒッチハイカー』の内容だが、ほとんどの曲がその後、音源に手を加えるかバンド…
彼らにとってデビュー20周年という世間一般な節目と、それに目配せをして音楽制作をすることはまったくもって意味を持たないと証明するような新作だ。もっと言えばベテラン「だから」とかベテラン「なのに」とか、…
とあるバンドが2007年3月24日に幕張メッセ公演を行った。その後、ライブDVD化された『ELEVEN FIRE CRACKERS TOUR 06-07〜AFTER PARTY』を観て衝撃を受けた彼らは、自分たちもいつかこの場所に立ちたいと誓う。そん…
クリブスは過去にポップとパンクの両軸を行ったり来たりしてきたバンドだ。前々作は彼ら史上最もハードな一作だったし、前作は完璧なギター・ポップ作だった。この規則性から予測できるように、スティーヴ・アルビ…
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