現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号に10-FEETが登場!美しく言えば、音楽の道を目指してた親父に対して胸を張れる作り方を今回できたんじゃないかなあ
TAKUMA、名曲“シエラのように”を生むまでに起きたことすべてを語る
インタビュー=古河晋 撮影=アミタマリ
10-FEETのニューシングル『シエラのように』、これはどうか多くの人に聴いてほしい。特に表題曲に色濃いのだが、これは10-FEETの音楽が持つ死生観――人は必ずいつか死んでしまう、だからこそ俺たちは喜びや悲しみや幸せや苦悩をいかに噛み締めて生きるべきなのかの答えが詰まった作品だ。10-FEETの音楽を必要としてきた人は心と身体と魂に必ずこの死生観が染み付いているはず。そしてこの作品をきっかけに10-FEETに心を掴まれた人は、これまでの10-FEETの楽曲、ライブの中に自分が死ぬことと生きることについての確かだと思えるものをたくさん見つけられるはずだ。なぜこのシングルが色濃くその死生観を映し出すものになったのか、TAKUMAはいくつものその理由を丁寧にひとつひとつ語ってくれた。(古河晋)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年11月号より抜粋)