尾崎世界観の初の小説『祐介』記者会見&サイン会に潜入!

尾崎世界観の初の小説『祐介』記者会見&サイン会に潜入!
6月30日、クリープハイプの尾崎世界観(Vo/Gt.)の初となる小説『祐介』が発売されました!

RO69では、刊行を記念して行われた記者会見&サイン会に潜入してきました。

尾崎世界観の初の小説『祐介』記者会見&サイン会に潜入!
記者会見は本屋が好きだという尾崎の「(自分の)本を本屋で見ると感動するなぁと思いました」という挨拶から始まり、質疑応答の時間へ。

音楽じゃなく、小説だからこそ表現できたものという問いに対して尾崎は、「歌詞も精一杯書いてはいたんですけど、もっと暴力的な気持ちもあるし、性的な衝動もあるので。小説には制限がないので、それだけ責任持って突き詰めていけました」、そして「最終的なゴール地点は小説だと思っていた」と続けました。

また、執筆中に関しては「音楽でうまくいかないときに書いていたので、吐き出すものとして小説に頼っていました。バンドを辞めようと思っていたんですけど、書くことで保っていましたね」と告白。

尾崎世界観の初の小説『祐介』記者会見&サイン会に潜入!
さらに「『尾崎世界観』と名乗り始めてから、『尾崎祐介』っていう本名の自分を切り離してしまった罪悪感があって。今回はそこに向き合って一冊の本に出来たので、少しは罪悪感が薄れたというか、けじめがついた気がします」ともコメント。

そのほか、タイトルを本名の『祐介』としたのは最後に決めたことや、次の作品については考えていないが、また挑戦したいという意気込みも聞かせてくれました。

その後、ファンとのサイン会へ。
1人1人に丁寧にサインをして渡しているのが印象的でした。
尾崎世界観の初の小説『祐介』記者会見&サイン会に潜入!
尾崎世界観の初の小説『祐介』記者会見&サイン会に潜入!

まだ『祐介』を読んでいない方は、是非本屋さんへ行って、尾崎が提案したという「自分の肉を切って見せているような色」のサーモンピンクの表紙を探してみてください!

また、RO69では『祐介』のコラムを掲載しています。
もう読んだ方も、これから読む方も必見です。

【コラム】尾崎世界観の小説『祐介』、生々しい「生きる」描写で魅せつけた計り知れない才能
http://ro69.jp/news/detail/145135

(北川)
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