70’sハードロックを進化させた超新星エアロスミスは、その後、どう羽ばたき、どう傷ついたのか? 1989年、その壮絶な日々を振り返ったインタビュー!

70’sハードロックを進化させた超新星エアロスミスは、その後、どう羽ばたき、どう傷ついたのか?  1989年、その壮絶な日々を振り返ったインタビュー! - rockin'on 2023年9月号 中面rockin'on 2023年9月号 中面

現在発売中のロッキング・オン9月号では、エアロスミスのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「一緒に演奏しなくなってから初めて思い知らされたわけさ。
自分達がどれだけ大きな影響力を与えてきたのかってことをね。
エディ・ヴァン・ヘイレンだのジョン・ボン・ジョヴィだのがこぞってエアロスミスの名前を口にしてるのを耳にして」(ジョー)


「なあ、イギリスには今アシッドハウスってもんがあるんだろ?」とスティーヴン・タイラーは、ギタリストのジョー・ペリーと共に渋滞で立ち往生した、ボート並みに巨大なメルセデス・ベンツの車中全員に聞こえるような声で訊ねる。「そうさ、エクスタシーってやつよ。実際、俺が世の中で唯一試したことないドラッグなんじゃないか? あれをキメた時の感覚ってどんなもんよ?」。

イギリス人のメイク担当の女性が、見知らぬ他人も旧知の友人のように親しく感じられるようになる特徴をかいつまんで「何もかもさらけ出したくなる衝動に駆られます」と答える。スティーヴンはその言葉で特性を理解したようで刺激の強いTHCを例に挙げ、脳味噌がグニャグニャになる感覚を思い出して余韻に浸るかのように「なるほどな。エクスタシーってネーミングがまたいいよな」と語る。

「そんなん言われたら、また速攻で会合に顔を出さないとマズいなって気にさせられるよ」。ちなみに「会合」とは薬物依存者の自助グループである。過去15年に亙ってあらゆる種類の刺激物を摂取した結果、中毒に陥ったスティーヴン、ジョー、そして残りの3人のメンバーは86年にドラッグから「完全に足を洗って」以来クリーンな状態を保っている。

実際、2人は同じ40代前後の他のロックスターよりもはるかに健康的に見える。ジョーは黒髪のカールに白髪が交じっているものの筋肉隆々、そして現在41歳で自らを「反吐が出るほど健康的」と形容しながら、バツが悪そうに下唇を突き出すスティーヴンのリアクションはまるで20代の若者のようだ。
(以下、本誌記事へ続く)



エアロスミスの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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