ベスト盤第2弾『BEST HIT AKG 2』と同日発売されたこの2作品の「裏ベスト」的な選曲はそれぞれ、前回のベスト盤『BEST HIT AKG』リリース当時にゴッチ自身が「骨っぽい曲」「芋っぽい曲」としてブログで公開してい…
2017年5月10日にデビュー25周年を迎えたMr.Childrenが行った、バンド史上最大規模の70万人を動員した全国ツアー「Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25」の、最終公演の模様を完全収録。9月9日、…
圧倒的な才能をその楽曲越しに放射しながら、米津玄師というアーティストの音楽性は「ここではないどこか」――正確に言えば「日本の音楽シーン以外のポップミュージックの潮流のどこか」を指し示すものだった。が…
『BEST HIT AKG』(2012年)以来、2作目となるベストアルバム。収録曲のリリース年代は2012年から2018年。つまり本作が映し出すのは、デビュー10年目以降のアジカンの姿であり、東日本大震災以降のアジカンの姿で…
2011年結成、滋賀県出身の4ピースバンド、WOMCADOLEの1stフルアルバム。ストレートに胸に響くロックンロールだ。迷いなく、というのではなくて、迷いがあるとしてもその迷いごと叩きつけるような、身を削るような…
福岡発の4ピースバンド・ユアネスが、HIP LAND MUSICの新人発掘プロジェクト「xsprout.」より全国デビュー。2017年7月より販売していた同タイトルのミニアルバム(現在は廃盤)に1曲追加し、初の全国流通盤として…
ジャック・ホワイト 『ボーディング・ハウス・リーチ』 3月23日発売 ジャック・ホワイトは約4年ぶりのソロ・アルバムとなるこの『ボーディング・ハウス・リーチ』の制作に際し、いくつかのルールを設けたという…
衝動とか青春とかやるせなさとか甘酸っぱさとか、ロックバンドだけが表現できるとびきりのロマンを握りしめて登場したteto。昨年夏にリリースされたミニアルバム『dystopia』で、その名は急速に知られ、リリースツ…
初東名阪ワンマンツアーを全会場ソールドして、ファイナルの渋谷WWWで「始動1ヶ月の勢いでこのライブを決めちゃったけど、こんなに来てくれて嬉しい!」とかMCしていた時から、まだ1年ちょっとしか経ってない。「…
今年1月のリクエストワンマンで新曲“灯せ”(『オー・マイ・ジャンプ!〜少年ジャンプが地球を救う〜』エンデイングテーマ)を初めて聴いた時、次作は歌もの路線を押し進めるのかと勝手に推測していた。振り返れ…
人気俳優が出演作絡みの宣伝でやってみた的な音楽への関わり方とは一線画す、純然たるシンガー菅田将暉のデビューアルバム。米津玄師の熱烈なアピールで実現したコラボ曲“灰色と青(+菅田将暉)”、敬愛するシン…
ロッキング・オンでビル・フリゼールのレビューが書けるとは! 1951年米メリーランド生まれのジャズ・ギタリストの通算36枚目のアルバム。彼ひとりの演奏による完全ソロ作は18年ぶりだ。アコースティックとエレキ…
愛と平和の60sが終わり、現実が重くのしかかる1971年、スライ&ザ・ファミリー・ストーンが放ったアルバム『暴動』は、現代のフランク・オーシャンにまで綿々と繋がる内省的なファンクの原点だ。そしてこの名盤と…
記録的な大雪が降って、芯から冷え込む長い冬だった。氷がじんわりと溶けて水になり、白い情景から徐々に春が浮かび上がる。Yogee New Wavesの多幸感に包まれるような懐の深い音楽が、待ちに待ったこの季節にぴっ…
はやデビュー13年目を迎えるグラスゴーの3人組、2年7ヶ月ぶりの5作目。前作『アイズ・ワイド〜』、そして1作目『コステロ・ミュージック』も手掛けたお馴染みトニー・ホッファーがみたびプロデュースしている。 …
新フロントマンにジェフ・グートを迎えたストーン・テンプル・パイロッツの実に8年ぶりの新作であり、前作に続き2枚目のセルフタイトル・アルバム。新体制の号砲的シングル“Meadow”に脈打つ、『コア』など初期作…
コンスタントにリリースを重ねてきたCzecho No Republicだが、アルバムのリリースは約1年8ヶ月ぶり。昨年リリースされたのはSKY-HIとのコライトシングル『タイムトラベリング』だけ、という流れからもわかるように…
今をときめくミーゴスの1年ぶりの新作。『カルチャーⅡ』というから前作『カルチャー』の続編ということになるが、そもそも「カルチャー」がなにを指しているのかというと、ヒップホップとそのライフスタイル全体…
ヨ・ラ・テンゴ 『There’s a Riot Going On』 3月16日発売 3年ぶりとなるヨ・ラ・テンゴの新作だが、前作『スタッフ・ライク・ザット・ゼア』がカヴァーとオリジナル曲を織り交ぜていく原点回帰的な作風だった…
『風の果てまで』以来、約2年半ぶりの19作目。初回限定盤は特典ディスクを含む2枚組となっている。 前作はチャーリー・ドレイトンやダリル・ジョーンズといったミュージシャンをバックにしたLA録音で、そのオーガ…
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