結成25周年イヤーとして突っ走っているMUCCが、2022年の締め括りとしてリリースした『新世界 別巻』。タイトル通り、最新アルバム『新世界』制作時にアウトテイクとなった楽曲など7曲が収録されている。KORNばりの…
常識を粉砕するぶっ飛んだ活動の数々によってアイドルシーンの様相を大きく変化させ、度々物議も醸した第1期BiS。その中心人物だったプー・ルイが社長兼プロデューサー兼メンバーとしてこれまでの経験を注ぎ込んで…
なきごと初のフルアルバムは、なんと2枚組・全22曲。今年配信リリースされた“Summer麺”“自転車”、そしてNHK『みんなのうた』に起用された“ぷかぷか”を含む最新曲を集めたディスク1と、過去曲やライブでは演…
これまでも幅広いアーティストとの関わり合いを見せてきた椎名林檎の、意外にも初めてとなるリミックスアルバム。デビュー初期から現在に至るまで、すべての時代を網羅した全12曲を、国内外のジャンルや世代を超え…
ひとり夜道を歩いている時、ふと目に入った街頭やネオンを眺め、たそがれるような浮遊感と没入感。そんなロマンチシズムに満ちた楽曲が多数揃う。活動開始からの約2年間で発表した、本人による作詞作曲楽曲を収録…
アニメ『チェンソーマン』第4話EDテーマに起用されたTOOBOEの“錠剤”は、コミカルな曲調とcoalowlによる可愛らしいアニメーション映像のマッチングも素晴らしかったわけだが、ここでは同曲が収録されたメジャー初…
現在、“本当はね、”が多方面へ深く響きまくっているヤングスキニーによるインディーズラストシングル。別れた恋人への未練を断ち切りたいけど断ち切れない、写真を消して指輪も捨てたけど、という女の子の葛藤が…
6作目のアルバムにして最もポジティブなエネルギーと卓越したスキルに満ち溢れた作品が完成。「BMSG」の社長として責務とプレッシャーが増えれば増えるほど、音楽への衝動や音に触れる喜びが少年のように戻ってい…
結成10周年記念EP。初回限定盤のCDは2枚組で、1枚が新録曲5曲を収録、もう1枚は初回盤のみ・配信なしで、再録曲を8曲収録。東京ロッカーズやザ・スター・クラブやザ・スターリンや、幾つものハードコアバンド等は…
「私たちを『武道館に出たバンド』、それだけで終わらせないでください」……結成10周年を記念して行われた自身初の日本武道館ワンマン2デイズ「緑黄色社会×日本武道館 “20122022”」のステージで、長屋晴子はそ…
“Mountain Top”“Strawberry Margarita”といった先行配信曲がリリースされていたとはいえ、未だ夢見心地である感覚は否めない。なんたって16年ぶりである。でも、その夢を覚ましてくれるような全11曲が、今作に…
TVアニメ『チェンソーマン』のEDテーマのひとつ“Deep down”の他にも、“オアイコ”“Ivy Ivy Ivy”“wavy flow”といったタイアップ曲が収録されているミニアルバムだが、Aimerの歌のものすごさを目一杯に堪能で…
たくさんのライブや作品を届け続けた、結成25周年のフィナーレを飾るアルバム。『Fin』以来約5年ぶりのアルバムであり、その間にはコロナ禍にも見舞われた。彼らは正直であるが故に、喜びも悲しみも、様々な出来事…
今月号のSCENEでも、映画『ブラックナイトパレード』主題歌の“白雪”について書いたが、本稿ではEveのリリシズム、そしてポップソング作家としての成長について掘り下げてみよう。Eveの作風は自らソングライティ…
12ヶ月連続リリースの大トリを飾るに相応しいドラマティックなシングルだ。まず、直線的なビートにメリハリの効いたメロディが乗る表題曲が強烈にエモーショナル。積んできた想い出を振り返るような言葉が綴られる…
「全国高校サッカー選手権大会」の応援歌として書き下ろした“現在を生きるのだ。”のデジタルリリース。重ねた日々を自信に変えて「現在(いま)」を自分らしく生きろよと、まっすぐなメッセージが胸を打つ。《振…
クリープハイプは本来的にサイケデリックなバンドである。ただクリープの「サイケ感」とは、いわゆる1960年代的なドラッギーなサイケではなく、たとえば漫才や落語のような演芸に触れた時に感じる種類のサイケデリ…
ユニコーンの1987年以来のミュージックビデオコレクションがリリース。“Concrete Jungle”“Hystery-Mystery”“Maybe Blue”等、最初期曲から、阿部義晴(現ABEDON)の加入によって音楽性の大きな広がりを見せた…
3月にホームタウン横浜で敢行された結成25周年ライブ、その2日目の模様を収録した映像作品。このライブは、ステージ上のひな壇に数十名の観客を迎え入れる形で行われ、メンバーが前と後ろの両サイドからファンに囲…
前作『いいね!』から約2年半。またもや最高のロックアルバムを完成させたサニーデイ・サービス。大袈裟でもなんでもなく音楽は聴く者の心を、疲弊した魂を癒し、救うことができるものだと信じられるアルバムだ。…
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