最新作の『ワールド ワールド ワールド』というタイトルが象徴するように、ASIAN KUNG-FU GENERATIONは“世界観としてのロック”を鳴らすことに、正面から取り組んできたバンドだと思う。2000年代のロックの基本フ…

昨年から今年にかけて、英米のメディアを騒がせてきたグラスゴーのトリオ、ビッフィー・クライロ。メタリカやラッシュからの影響を公言する彼らだが、昨年10月にリリースされた『パズル』は、ヘヴィ・ロック・リス…

2006年4月に行われたツアー以来、2年ぶり2度目となるジェイムス・ブラントの日本ツアー。前回全公演のチケットを完売させたが、ドラマのタイアップと相まって日本で“ユア・ビューティフル”旋風が巻き起こった…

最高のライブ、最高の一夜だった。結成4年目にして初のバンド・アルバム『キラキラ!』をリリースした曽我部恵一BANDのツアー初日は慣れ親しんだクアトロからスタート。大歓声の中、登場した曽我部、上野、大塚、…

スウェーデンの新世代ロックンロール・バンドから、ここ極東でも絶大にして安定した人気を誇る中堅バンドへ。実際、マンドゥ・ディアオのライブを観るたびに、その人気ぶりに目を見張る。今回はストリングスやブラ…
「POLYSICS WORLD TOUR OR DIE 2008!!!! 〜ハミ出せ!! 春のウキウキ・ジャパンツアー!!!!〜」と題されたツアー・ファイナル。といっても、5月からは「POLYSICS WORLD TOUR OR DIE 2008!!!! 〜ハミ出ろ!!怒涛のワ…

2005年のサマーソニック以来3年ぶりの来日、しかもZEPP東京ワンナイト・オンリーという非情なまでのプレミア感、そして惜しげもなく超ヒット・チューンを連続投下する腹を括ったベスト・セットリストときたら、盛…
超満員のリキッドルーム。昨年メジャーデビューしたNICO Touches the Wallsだが、久しぶりのワンマンは、東名阪すべての会場でチケットがソールドアウトしており、ここにきて一気に勢いがついていることが証明され…
この日、千葉ロッテ・マリーンズが宿敵の日本ハム・ファイターズに2日連続となる劇的なサヨナラ勝利を上げ炎上した幕張だが、夜にはそれを越えるエキサイトメントが渦を巻いた。デイヴ・グロールが何度も誇らしげ…

とにかく惜しむらくは天気である。ジャック・ジョンソンたっての希望である「海の見える場所でのコンサート」ということで、赤レンガ倉庫の横に特設会場が作られ実現した今回の来日公演。なのに2日目の今日は朝か…
盛りだくさん過ぎるくらい、盛りだくさんのライヴだった。昨年12月にリリースしたアルバム『十七歳』を引っ提げての「17才からやってますツアー」の最終日となったこの日のZepp Tokyo。「Zeppに初めて来たのは、20…
バンド結成20周年記念、そして一昨年のワーナーへの移籍以降の「仕切り直してこのバンドの存在をもう一回どーんと世に問うぞ!」期間に入って以降の集大成となる、久々の日本武道館ワンマン。「シングル全曲やりま…

やはり、このバンドは別格である。昨年のサマーソニック以来となったモデスト・マウスの来日。単独ツアーとしては初となる。オープニング・アクトのOGRE YOU ASSHOLE(このバンド名はモデスト・マウスのエリックに…

3回目を迎えたPUNKSPRING 08。11:00開場という早めの時間にもかかわらず、幕張は既にパンクスたちでごった返している。もちろんグッズ売り場には長蛇の列。午後12時を回ったところでTOTALFATで幕を開け、Pay mone…
チャットモンチー初の武道館公演2DAYS、題して「すごい2日間 in 武道館」の2日目。その名の通り本当にすごいライヴだった! 昨年11月に開始した「生命力みなぎりTOUR」初日のZEPP TOKYOでこの武道館公演が発表…
明日リリースの8年ぶりのニュー・アルバム『J-POP』のタイミングで唯一となる今夜のライヴは、新しさと懐かしさと驚きがぐしゃぐしゃに入り混じったものだった。卓球&瀧とサポートのKAGAMI(何故か2人にオダギ…
アルバム『Chaos in Apple』ツアー追加公演にしてファイナル。そして、バンドにとってワンマンとしては過去最大である初のZepp Tokyo。開演直後から、すぐさま沸騰するフロア。3曲目“ギルティーは罪な奴”でのコ…

『破壊の夜』『無謀な夜』『創造の夜』と名づけられた、X JAPAN復活3デイズの2日目。なお、初日だった昨日『破壊の夜』は、開演が2時間以上押し、全8曲で演奏終了。最後にYOSHIKIは失神して倒れ、運ばれた――…
6ヵ月連続マンスリー・ライヴ企画『SIX PISTOLS』最終回にして、ドラマー斉藤州一郎が正式に脱退して以降、初のライヴ。理由が「療養」だからしょうがないとは言え、あれほど叩けてあれほど歌えるドラマーなどめ…

ステージ向かって左のJ・マスシスの後ろには、マーシャルのアンプが8つ積み重ねられている。そして1曲目“ALMOST READY”から予想通りの爆音、超爆音のディストーション・ギターが耳をつんざき、鼓膜をビリビリ…
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