現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』3月号にMAN WITH A MISSIONが登場!根底ニアル、ヤッパリコレガ伝エタインダッテイウ「願イ」ハ10年経ッテモ廃レテイナイ。ソレヲ再発見シマシタ
ジャン・ケン・ジョニー、10周年を超えて新たな一歩を踏み出す『ONE WISH e.p.』を語る
インタビュー=小川智宏 撮影=石黒淳二
10周年のメモリアルイヤーを、コロナ禍の特異な状況のなかで過ごしてきたMAN WITH A MISSION。準備していた企画は一部実現しない形になってしまったが、それでもベスト盤のリリースや初期作の楽曲をすべて演奏するというコンセプトで行われたワンマンライブなど、自分たちの歩みを振り返りつつ進んできたこの1年で、彼らは確かに次のフェーズへと足を踏み入れたようだ。10月からの3ヶ月連続配信リリースを経て届けられた新作『ONE WISH e.p.』には、その確かな手応えが刻まれている。“Telescope”“All You Need”“evergreen”と、それぞれにカラーは異なりながらも彼らがやってきたことを今あらためて示すような楽曲群、そしてオーガニックな音像のなかでどこまでもまっすぐに届けられる表題曲“ONE WISH”のメッセージ。「やりたいことをやるのがいちばん正しい」と以下のインタビューでジャン・ケン・ジョニー(G・Vo・Raps)は語ってくれたが、それはつまり、腹が据わったということでもある。11年目のMAN WITH A MISSION、楽しみだ。なお、今回もジャン・ケンの発言は編集部で日本語に訳してお届けする。(小川智宏)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年3月号より抜粋)