【JAPAN最新号】ELLEGARDEN、この時が来た! メンバー4人で語ったエルレの今、16年ぶりの新曲“Mountain Top”、そしてアルバムへ

【JAPAN最新号】ELLEGARDEN、この時が来た! メンバー4人で語ったエルレの今、16年ぶりの新曲“Mountain Top”、そしてアルバムへ

16年ぶりにアルバムを出して、「なんかいいね」っていうものなんか絶対つくんねえぞって。
これは、自分たちの音楽人生にとって最大の挑戦になるだろうなって

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号表紙巻頭にELLEGARDENが登場!

この時が来た! メンバー4人で語ったエルレの今、16年ぶりの新曲“Mountain Top”、そしてアルバムへ

インタビュー=山崎洋一郎


去年の12月にアルバムをつくると宣言、今年の2月から細美がLAで作曲を開始、その後はスタッフから決して順調そうではない進行状況が時おり伝わってきていたが、そこから間もなくして細美が帰国、今度はメンバー4人全員でLAに向かったという知らせが届いた。そして9月9日、ELLEGARDEN10-FEETBRAHMANマキシマム ザ ホルモンの4バンドによる「BAND OF FOUR -四節棍-」のステージで、ついに新曲が初披露された。タイトルは“Mountain Top”、そのステージの直後に配信リリースされ、MVも公開された。
このタイミングを受けて、本誌は彼らにインタビューをオファー、4年前の活動再開インタビュー以来の表紙巻頭で次のフェーズに突入したELLEGARDENをしっかり伝えたいと思う。しかも今回はメンバー4人全員インタビューで、あまりにも貴重な取材となった。
やはり、来たるべきアルバムへ向けての話がメインとなった。ファンはELLEGARDENの作品制作がどれほど凄絶なものであるかを知っているだろう。
特に活動休止前のアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』においては、バンドとして名実ともに絶頂期にありながら、その作曲・音源制作においてはひたすら自らを追い込むような重苦しさが現場の空気を支配していた。そして、その次のアルバムへ向けて制作がはじまった時点で限界に達して活動休止に入ってしまった。制作のシビアさが活動休止に繋がったとかとは全然違うが、今の細美がどんな心境でELLEGARDENの曲を書き、今の4人がどんな気持ちをもってその曲に挑むのかは、活動再開後のELLEGARDENにとってあまりにも重要なことだ。来たるべきニューアルバムの内容も、それによって決まると言っても過言ではないはずだ。
16年ぶりの新曲“Mountain Top”を僕はそんな思いで聴いた。ゆっくり目のテンポの、スケール感のある大きな楽曲をメンバーは受け止めながら、さらに大きく、さらに遠くへと広げるような、包容力と言ってもいいような感覚の中でプレイしているのが伝わってくる。名曲だ。こんなふうに、活動休止前のELLEGARDENにはなかった「今の」ELLEGARDENの感覚がきっとすべての曲に込められているのだろう。限りなく期待値は上がってしまう。
だが、インタビューを終えて思ったのは、どうやらそんな期待をも軽く超えるアルバムになるに違いない、ということだった。(編集長 山崎洋一郎)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年11月号より抜粋)



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    『ROCKIN'ON JAPAN』2022年11月号

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