現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号にBE:FIRST・SOTAが登場！僕以外みんな歌をしっかりやってたけど、僕にはみんなより好奇心とかわくわくがあるから。
それも、神様がいいハンデをくれたんだなって
7ヶ月連続ソロインタビュー vol.1
運命の7人、それぞれの物語――SOTAが明かす「僕が今の自分になった瞬間」
インタビュー＝小栁大輔 撮影＝アミタマリ
念願の企画だった。BE:FIRST、ソロインタビュー連載が今月から始まる。BE:FIRSTの誕生を、オーディションの段階から見てきて、このアーティストの素晴らしさはメンバーそれぞれの生き様と7通りの価値観がそのまま存在できること、そのための広く開かれた土壌があること、そしてその肯定感の連鎖の中で思い思いに理想を追求し、実際に日々新たな輝きをまとっていく7つの才能の有様にこそある、そう思った。おかしな言い方になるが、BE:FIRSTは「そもそもBE:FIRST的な」7人が奇跡のように集ったからこそ、今僕たちの心をこれほどまでに惹きつけてやまない、ということなのだと思う。「BE:FIRST的な」と書けばきっと多くのファンの方は、何より開けていて明るく、いつも楽しげで気品のあるポジティビティに包まれているあの空気を思い浮かべてくれるはずだが、このインタビュー連載では、今この7人の周りにしか存在していないその「肯定」の空気感が生まれてきた理由を追求していこうと思う。彼らが、現在の彼らになってきたその背景を知ることはそのまま、「BE:FIRSTの魅力とは何か？」を知ろうとすることだ。僕は本気でそう考えているし、このテーマでインタビューを続けていくことに一切の迷いがない。
第1回はSOTA。SOTAはダンスの世界で実に4度、世界の頂点に立っている。しかし17歳の時、彼は栄光の最中にいながらにして、マイクを握ろうと思った。「アーティスト」を志したその瞬間、SOTAの中で何が変わり、どうやって新たな自分が生まれ、そして、その新たな自分はなぜ「BE:FIRSTな」SOTAにつながっていったのか――この問いがこのインタビューの通奏低音になっている。本質的な第1回インタビューになった。毎月本当に楽しみです。（小栁大輔）
（『ROCKIN'ON JAPAN』2022年11月号より抜粋）
『ROCKIN'ON JAPAN』2022年11月号
別冊sumika
