現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号にUNISON SQUARE GARDENが登場!デビューの時とかインディーでやってた時に「売りどころがない」って言われていた、
そのディスアドバンテージがそのまんま今、強みに繫がっている
USGのロックが極まる新曲、“カオスが極まる”
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=北島明(SPUTNIK)
トリオのロックバンドとしてのユニゾンがひたすらロックを炸裂させた新曲、その名も“カオスが極まる”。
ド直球といえばド直球のロックナンバーなのだが、ただサビ前でこれまでのユニゾンではあり得なかった打ち込みのトラップビートとアンセミックなコーラスによるブリッジがあり、それがめちゃめちゃ効いているのだ。
思えば前のシングル“kaleido proud fiesta”もド直球のユニゾン流ポップだが、聴いたことのないストリングスが歌メロばりに効いているという曲だった。なるほど。どうやら『Patrick Vegee』以降のユニゾンのシングルとはそういうことらしいぞ。
今回は田淵と斎藤が登場してくれた。(山崎洋一郎)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年12月号より抜粋)