前作『ハイ・ヴァイオレット』で海外においてはアリーナ級アクトへ王手をかけたザ・ナショナル。続く本6thは妥当にUSチャート1位を達成するだろうが、音楽的には分かりやすいメインストリーム路線を踏襲するよりむ…
2013年、アルバムリリース&ツアーに向けて走り出したRIP SLYME。約4年ぶりとなる2曲入りのニューシングルがついに、ついに到着した。 表題曲はタイトル通り、バカンスをテーマにスムーズかつファニーなラップを…
とにかくわかりやすいアルバムである。『ランダム・アクセス・メモリーズ』ということで、過去の記憶から様々なサウンドが抽出されていて、だから、明確なコンセプトが貫かれた作品ではあるが、それぞれの曲が70S…
愛されたい。こんなにも愛されたい。でも、愛してもらえない。そんな私の不幸をどうすればいいのか。〝コンドームをつけないこの勇気を愛してよ〟や〝愛とか夢とか恋とかSEXとか〟といった一見アバズレ的なさめざ…
オフィシャル・サイトに、本作についての小林祐介のコメントが掲載されている。ざっくり言えば、前作『GIFT』の反動であり、様々な角度で対比を成している、ということのようだ。前作のインタヴューを見たら、リリ…
最初のリリース作品からは10年を経ている藍坊主だが、ミニ・アルバムという形態は今作が初めて。アルバムでの世界観の組み立て方とはまた違って、実験場のような感覚だ。藍坊主というバンドで起こるマジックを高い…
BRAHMANと手を組み最大の攻撃力でもって世に「声を上げよ」と叫んだ前シングル『(Where’s)THE SILENT MAJORITY?』は、自らが歌うことの意義を突き詰めて生まれた、宣誓のような作品だった。二ヶ月連続リリース…
ロンドンをベースに活動を続ける3ピースの2年ぶりのセカンド。前作時の彼らはキツネ所属のギター・バンドであること、また、トゥー・ドア・シネマ・クラブの大ブレイクの余波を受けたタイミングも重なり、文字通り…
擬音語で4文字というタイトルだけで、あまりの「らしさ」に嬉しくなってしまう2年8ヶ月ぶりのシングル。ポロポロと爪弾くギターに始まり、淡く寂しいコーラス、そしてサビの躍動感へ――という一連のサウンドが清…
これまた強力盤。のっけから噴き出すエネルギーに煽られ、聴いていると高笑いが湧き起こってくるようだ。コンヴァージの音楽が恐ろしい熱量の背後にストイックな視座を感じさせるのに対し、このバンドは緻密な計算…
ここ日本では今はほぼ無名の状態だが、この何ものとも形容しがたい才能は時間をかけて広がっていくのではないか。南カリフォルニアのシンガー・ソングライターにしてマルチ・インストゥルメンタリスト、ルイス・コ…
奥行き深い物語性に吸い込まれる快感だらけの全6曲。ヒリヒリとした質感の爆音、サイケデリックなダブ風味のサウンドなども交えつつ、どうにもこうにも拭い去れない劣等感を生々しく浮き彫りにする“アナフィラキ…
パッと見、アメリカのノータリンなティーンエイジ映画にしか見えないけど、『スプリング・ブレイカーズ』はハーモニー・コリンの最新監督作。『KIDS/キッズ』をはじめ、これまでアメリカの一般社会に潜む堕落と闇…
待った、待った、待ったぞ。ザ・スミス解散から25年以上。いつか作ってくれるんだろうとザ・ザやバーナード・サムナーをはじめとしたあちこちのコラボや加入を楽しんだりはしていたが、潜在的に常に待っていたのは…
たとえば“キャッチアンドリリース”のイントロのギターにドラムのキメが覆いかぶさってくる瞬間のスリルであったり、8ビートをここまで騒々しくできるか?ってくらいの“突破していこう”のリズムの爆裂感であっ…
自分たちの中の「カッコいいロックのチャンネル」に真摯であり続け、変態を繰り返しながらリスナーにも代謝を促してきたプライマル・スクリームが、『スクリーマデリカ』20周年というタイミングに初めて自身の業績…
世界が待ち焦がれたヴァンパイア・ウィークエンドの3作目は、例えば聴き手の期待に応えるとか自らのパブリック・イメージをどうするとか、このくらいのキャリアのバンドが追求しがちなテーマとそもそもまったく向…
新作アルバム『Stranger』の翌週にリリースされる、アルバム未収のシングル。映画『聖☆おにいさん』の主題歌で、周知のとおり主役キャラ=ブッダの声優も星野自身が務める。漫画やアニメの笑いに息づくものを読み…
間にクリスマス・アルバムを挟み、オリジナル・アルバムとしては3年ぶりとなる3作目。もはやライフワークと呼べそうな両者のコラボレーションだが、この3年の間に互いを取り巻く環境も大きく変わった。とくに女優…
ついにここまで辿り着いた、その道程の長さと、そこから見える景色の鮮やかさ。ぼくたちが昔からよく知っているチバやクハラのバンドだから、ということではなく、ただ一個のロック・バンドのライヴとして、心底リ…
rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)は、ロッキング・オンが提供する音楽ニュースサイトです。 rockinon.comでは、邦楽誌『ROCKIN'ON JAPAN』から、邦楽ディスク(CD/EP/DVD/ブルーレイ)の新譜レビューをお届けしています。