アコースティック・ギターで歌い出される繊細かつ壮大なバラード。愛を失った人が太陽の光を浴びて再生する。大づかみにいって、そのような内容の新曲である。大木伸夫の歌詞はイメージが奔放で、時に抽象的で難解…
エイモス・リーの3rdとなる今作。美しいコードと羽毛のように優しいギター、穏やか且つソウルフルなメロディは1stに戻ったような印象。が、1stとも2ndとも違うのは、彼の歌声がこれまでより力を帯びていること…
この夏の終わりに、しばらくの間、公での活動を休止すると宣言したYUI。オフィシャル・サイトのブログによると、地元の福岡に帰ったりしてリフレッシュしているようだ。そんな中、届けられたのが今作『MY SHORT ST…
ノルウェーから世界のブラック・メタル・シーンを震撼させ続けるサテリコンが、前作『ナウ、ダイアボリカル』(06年)に続く7作目のアルバムを完成。ドラムのフロストと、ボーカルと他のすべての楽器を操るサティ…
2年前、新垣結衣のキュートなダンスで話題になったポッキーのCM。そこで使われていたのがオレンジレンジの“DANCE 2 feat.ソイソース”で、キッチュな電子音と不可思議な歌詞が癖になる曲だったのだが、このシ…
シアトルのエモ/スクリーモの優良レーベル、トゥース&ネイルの所属アーティストが中心になって構成されたクリスマス・ソングのコンピレーション。クリスマスのコンピというとまさに去年のクリスマスに聴いていた…
もしもあなたがまだロックンロールに恋し続けているのなら、このアルバムは絶対に聴くべきだ。でないときっと後悔する。大ブレイクするから今のうちにチェックしとけ、なんていうせこい優越感のためではない。そん…
普通は「コンセプト・アルバム」とカテゴライズされる作品のほうが観念的だったり抽象的だったり重厚だったりするものだが、それこそ普段から観念的でコンセプチュアルな音楽に向かい続け『ファンクラブ』『ワール…
ずっとファンでいてよかった。一昨年のフジ・ロックでの待ち焦がれた23年ぶりの来日、そしてこの至上の傑作。あだ花と言われる80年代ニューウェイヴ勢の中で、キュアーはU2とは違う意味で別格であることを証明し…
ヒロト&マーシーは、嘘だ。作り物だ。だっておかしいでしょう、あんな40代中盤の日本人。体型だって、ヒロトの足とかルパンIII世みたいじゃないか。つまり、マンガなのだ。現実じゃないのだ。その現実じゃなさが…
ロックンロールの金太郎飴、マンネリズムのゴッドファーザー、十年一日どころか四十年一日。その呼び方はなんでもいいけれど、AC/DCのロックンロールはいっつもおんなじだと言われてきた。それが本当に正しいかど…
チャットモンチーの4ヶ月ぶりとなるニュー・シングルは初の亀田誠治プロデュースによるミディアム・テンポのナンバー。アッコが手掛けた詞は、煙草の煙をモチーフに、拠り所のない男女のあいだの揺れる気持ちを描…
06年の初演から実に200万人以上を動員、ラスベガス最大規模のミュージック・ショーとなった『LOVE』。今作は、ジョージ・ハリスンのアイデアが元になって実現したビートルズ×シルク・ドゥ・ソレイユ奇跡の共演の…
3rd、そして4th『Seeds of Rainbows』と近年は年1枚フル・アルバムをリリースしているdustbox(以前も毎年なんらかのアイテムはリリースしてきたが)。5作目のアルバムの完成である。今年は夏フェスもかなりの…
ちょっと信じられないようなポイントだらけのバンド。まずボーカルのエヴァが、透明感ある歌声を開かせたかと思うと、可愛い女子の風貌とは裏腹の破壊的なデスボイスで叫ぶ。新種のスクリーモかと思えば、思いっき…
時にUSインディーだったりポスト・ロックだったりする凸凹なサウンド・テクスチャーは相変わらずだが、それらが鮮やかな流線型を描いて鼓膜にするりと入り込んで、どこかファニーですらある空気感と同時に「本当…
最近、これまでシャーラタンズに全然興味がなかった人、しかもふたりに「シャーラタンズの新作最高!」って訴えられて驚いたんだけど、それぐらい『ユー・クロス・マイ・パス』のサウンドはこれまでのシャーラタン…
前作での「覚醒」といってもいい進化・深化のインパクトがあまりに強かったためか、本作に対する第一印象は正直、あまりポジティブなものではなかった。ケリーが思い描いていたさまざまなアイディアを片っ端から試…
大ヒット作を出したあと、自分たちの進路について思い悩むアーティストは少なくない。さらにヒットを出さねばというプレッシャーを感じるケースもあれば、逆に自分たちの内省的な面が十分に伝わっていないのでは?…
通算5作目の『デッド・レターズ』(03年)でフィンランドから世界制圧へ乗り出したザ・ラスマスが、前作『ハイド・フロム・ザ・サン』(05年)から約3年を経て完成させたニュー・アルバム。一度で頭から離れなく…
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