渋谷陽一&山崎洋一郎による、毎年恒例フジロック日記

渋谷陽一&山崎洋一郎による、毎年恒例フジロック日記

レッチリ、ベック、シガー・ロスら大物アーティストが、最新モードのライブを披露した20回記念のフジロック。レジェンドからニュー・カマーまでそれぞれに印象深いステージが目白押しだったが、こちらでは、毎年恒例、渋谷陽一と山崎洋一郎が苗場を歩き回って観たライブ日記をまとめてお送りします。


◆22日(金)渋谷陽一
フジロックに来ています。夢のような天気です(笑)
西は暑く、東は涼しいという今日の日本列島のようですが、苗場は涼しく快適です。こんな天気が続くことを祈ります。
フジロックに来ています。夢のような天気です(笑)
フジロックでビッフィ・クライロを観る
現在の彼らのポジションを考えると、当然とも言えるグリーンステージにふさわしい堂々のパフォーマンスだった。 2014年はホワイトステージだったので、一種の凱旋ライヴだ。既に世界的にはフェスのベッドライナー・クラスなので、巨大なフェス空間を盛り上げるスキルは素晴らしい。 いつも思うのだが、フェスと…
フジロックでビッフィ・クライロを観る
フジロックでラプスリーを観る
今日のような涼しい苗場で、緑に溶け込むようなラプスリーの歌を聞くのは、まさにフジロックならではの楽しみ。 第二のアデルといわれるけど、やはりこの人は第一のラプスリーだと思う。とても独特。
フジロックでラプスリーを観る
フジロックでジェイク・バグを観る
わりと頻度高く日本でライヴをやってくれるので、彼の成長と変化を僕たちは目撃することが出来ている。ファンはその成長や変化の局面でワクワクしたり、心配したりすることになる。 今年のフジロックで観ることの出来た最新型のジェイク・バグは、もはや大物の風格さえ感じられる堂々のステージだった。リック・ルービ…
フジロックでジェイク・バグを観る
フジロックでコートニー・バネットを観る
凄くアメリカのオルタナロックな肌触りを感じさせるアーティストだがオーストラリア出身。 まだ新人だがライヴの完成度がやたら高い。いろいろな意味で腕っぷしの強いアーティスト。その腕力でライヴの場数を踏み、より腕力と筋力を上げて来ている。 映像の演出も凄く良かった。今回はレッド・マーキーだったが、こ…
フジロックでコートニー・バネットを観る
フジロックで海苔ラーメンを食べる
コーンラーメンにしようか、海苔ラーメンにしようか悩んでいたら、店のお兄ちゃんに海苔を奨められて食べる。 美味しかった。800円。
フジロックで海苔ラーメンを食べる
フジロックで奥田民生を撮る
本番前のショット。別に眩しかったり、不機嫌だったりということはありません。どちらかというとご機嫌でした。 撮った後に、ご本人チェックもしてもらいました。
フジロックで奥田民生を撮る
フジロックでCHABOを撮る
こちらも本番前のショット。最高のステージだった。
フジロックでCHABOを撮る
フジロックでジェイムス・ブレイクを観る
最新作を番組で紹介するとき、サム・スミス化したと言ってファンの方から怒られてしまったが、最新作においてとても歌の深度が増したことは間違いないと思う。 もともと彼の曲は切実で重い気持ちを、どれだけエモーションの比重を変えずに他者に伝えるかを大きなテーマにしている。最新作は喪失、恋愛の終わりが主要な…
フジロックでジェイムス・ブレイクを観る
フジロックでシガー・ロスを観る
見たこともない光と映像の演出に圧倒される。 始まったときはセットの構造が複雑で、一体ステージ上で何が行なわれいるのか良く分からなかった。 一曲毎に世界観の違う演出が展開され、そのどれもが素晴らしかった。僕にとってシガー・ロスはふたつある。 それはロックを拒否し、英語を拒否し、そして世界を拒否…
フジロックでシガー・ロスを観る
フジロックでディスクロージャーを観る
もの凄く高性能なエンターテイメントで、とにかく楽しかった。 前に観たときは、いい意味でどこかのどかな感じがあったけれど、今回は思い切り隙のないパフォーマンスで、最高のジェットコースター気分が味あえた。。
フジロックでディスクロージャーを観る

◆22日(金)山崎洋一郎
20年目のフジロックに来ました
フジロック、今年は20回目。 僕も20回目の参加です。 初日の午前中の今の段階では、涼しくて晴れ。 フジロック日和です。 毎年のように、観たアクトの感想を書くので3日間お付き合いください。
20年目のフジロックに来ました
BOREDOMSをフジロックで観る
グリーンステージの初日トップバッターはボアダムス。 まさにフジロックな始まりだ。 久々に観たが、今回は5人編成。 実質的なドラムは今回は一台。 YOSHIMIは基本はドラムスセットに位置しているがマルチ。 スクリーンではメンバーよりも常にボアダムズ独自の楽器、というか音を出す道具…
BOREDOMSをフジロックで観る
トラッシュキャン・シナトラズをちょこっと観た
あのいつものトラキャンがいつものスコットランドの風を運んでくれた。 ありきたりな表現だが、それ以上ぴったりな形容が見つからない。 2曲観ただけで、避暑地に半日行ったぐらいに癒やされました。
トラッシュキャン・シナトラズをちょこっと観た
ビッフィ・クライロをフジロックで観る
おととしのホワイトステージから、今年はグリーンステージへ。 海外ではヘッドライナー級のバンドで、今年はまさにその真価を見せつけるようなステージだ。 UKロックのナイーブさに頼らない、かと言ってラウドなパワーだけにも頼らない、 イギリスのバンドとして実に正しいストレートなロックをやっていて…
ビッフィ・クライロをフジロックで観る
LAPSLEYをフジロックで観る
ホステス クラブ ウィークエンダーで観た時よりも、 さらに強く柔らかく豊かな歌声になっている。 情念というよりも情感という言葉が似合うシンガーで、 「ネクスト・アデル」というキャッチコピーはどうしてもピンとこないのだけど、 スケール感はしっかり増していた。 相変わらず涼しい。 …
LAPSLEYをフジロックで観る
ジェイク・バグをフジロックで観る
22歳のジェイク・バグ、フジロックのグリーンステージに堂々の登場だ。 さすがに多くはなかったお客さんも、ジェイクの癖のある声とロックンロールのグルーヴに惹かれて集まってくる。 セルフプロデュースの新しいアルバムは、新しいポップに挑戦した変化作なのだが、 その部分はほとんど出さなかった。 こ…
ジェイク・バグをフジロックで観る
コートニー・バーネットをフジロックで観る
女性トリオバンドで登場、堂に入ったロックでかなり度肝を抜かれた。 曲もアレンジも歌い方も男勝りのざっくり洗いざらしのインディー・ロックだが、 歌詞の「話の運び」や「言葉の配置」は繊細さや知性が丸出し。 その、ちょっとちぐはぐな感じがかわいい。 ずっと晴れてて涼しくて気持ちがいい。 …
コートニー・バーネットをフジロックで観る
トータス、民生、CHABO、そして八代亜紀をフジロックで観る
いつも朝イチで出演するROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRAが、今年は夕方に。 トータス、民生は洋楽カバーを、CHABOはRCを、そして八代亜紀はBBキングのカバーと"舟唄"を歌った。 演歌が全く違和感なく響く、ジャンルレスなフジロックの空気はいいなあと思う。
トータス、民生、CHABO、そして八代亜紀をフジロックで観る
illionの日本初ライブを観る
日本での初ライブがフジロックのホワイトステージというのは少しハードルが高いんじゃないかな、と要らぬ心配をしていたが、 全くそんなものは無駄だった。 ステージにはメンバー5人と野田洋次郎。 奔放なリズム、型にはまらないアレンジ、未来的であるような懐かしいようなメロディーーーillion独自…
illionの日本初ライブを観る
ジェイムス・ブレイクをフジロックで観る
アルバムも3枚リリースして、フジのグリーンステージでも堂々の存在感。 新世代のアーティストとして、ジェイムス・ブレイクは名実ともに今のイギリスを代表する存在になった。 もう、音の完成度、肉体性、強度、どれもがハイレベル。 そしてそれを、歌の洗練度が軽く超えていく。 歌い手としてここまで高い…
ジェイムス・ブレイクをフジロックで観る
シガー・ロスをフジロックで観る
シガー・ロスは最新バージョンになっていた。 オーロラや星雲のような、ハイテクな映像とライティングが飛び交い、それが曲ごとにデジタルに変化していく。 以前も美しいステージ演出だったが、あくまでもアナログでオーガニックだった。 今回は違う世界観にアップデートされている。 サウンド的…
シガー・ロスをフジロックで観る
ディスクロージャーをフジロックで観る
やっぱり別格だ。 最近のいい若手/新人と言えばR&B、グライム、ヒップホップ系があまりにも多くてそんなんばっか聴いているが、 今、ホワイトステージのディスクロージャーを目の前にして、 「やっぱこいつらは別格だ」と改めて納得して笑いすら出てしまった。 もう楽曲の強さ、アレンジのこなれ感、…
ディスクロージャーをフジロックで観る

◆23日(土)渋谷陽一
フジロックでトム・オデールを観る
彼も昨日のビッフィ・クライロと同じ、グリーンステージの早い時間に登場する、内外格差アーティストの一人かもしれない。 テイラー・スウィストとの別れが主要なモチーフとなっていると思われる最新作「ロング・クラウド」も期待通りのヒットとなり、セカンド・アルバムで既にトップアーティストとしてのポジションを…
フジロックでトム・オデールを観る
フジロックでアルバム・リーフを観る
思い切りチルアウト感を楽しむ。 涼しい。
フジロックでアルバム・リーフを観る
フジロックでトラヴィスを観る
フジロックのトラヴィス、この安心感は何だろう? フェスの解放感とロックの高揚感、フジロックのトラヴィスにはそれが確実に約束されている。 その約束された楽しさを知ったたくさんの人がグリーンステージを埋めた。 そしてバンドはその信頼に応える演奏を聞かせてくれた。 ヴォーカルのフラン・ヒーリィが…
フジロックでトラヴィスを観る
フジロックでウイルコを観る
6月のトゥイーディとして来日したステージで「今年のフジロックにウイルコで来るよ」と発表した時のお客さんの反応は凄かった。やはりファンにとってフジのウイルコは格別なのだろう。 そんな期待に応えて最高のステージをみせてくれた。新作の新しい世界観はしっかり提示しながらも、みんなが聞きたい曲もしっかりや…
フジロックでウイルコを観る
フジロックでベックを観る
ニューヨークの中村さんから、今のベックのライヴは最高だと聞かされていたので、とても楽しみにしていた。 そして実際のステージは期待を超える素晴らしいものだった。 最初から代表曲の連打。しかも凄いハイテンション。そこから白いスーツに着替えてのアンコールまで、もの凄い勢いでベックは走り抜けた。新曲か…
フジロックでベックを観る
フジロックでスクエアプッシャーを観る
音が骨に響いた(笑) 聞いたことのないような重低音が鳴り、身体が揺れるというより骨が揺れた。これが90分続いたら身体に影響が出るかも、と思っていたら1曲でその技は終わった。本当に身体に悪いのかも(笑) 期待通りのハイパーな音と映像に圧倒される90分だった。気持ち良かったし、楽しかった。 彼…
フジロックでスクエアプッシャーを観る

◆23日(土)山崎洋一郎
今朝もフジロックは晴れ
20年目のフジロック、2日目。 今のところ、昨日よりも晴天です。 日差しが強い。 来られる方、熱中症と紫外線の対策をしっかりとしましょう。
今朝もフジロックは晴れ
WANIMAをフジロックで撮る
グリーンステージのトップバッターを見事に務めたWANIMA。 来週はMステにも出るし、ものすごいスピードで駆け上がっている。 頑張れ! 写真はライブが終わったばかりの3人。 超ハイテンション。
WANIMAをフジロックで撮る
トム・オデールをフジロックで観る
英米では大きな成功を収めているが、日本での知名度はまだまだ。 でもステージの演出もメンバー構成も、もちろん本人のパフォーマンスもいっさい手加減なしだった。 ダイナミックなアレンジと分厚いサウンド・プロダクションになったセカンド『ロング・クラウド』がどう鳴るのか、に注目していたが、 誠実で…
トム・オデールをフジロックで観る
アルバム・リーフをフジロックで観る
2007年のフジロック出演がキャンセルになったからこれが初出演。 数年前まではフジロックでも主流だったのにいつの間にか激減した感があるポストロック、エレクトロニカ、アンビエントを、 その本家本元が登場してくれて思い切り堪能できた。 レッドマーキーはそんなお客さんで後ろまで満員。
アルバム・リーフをフジロックで観る
トラヴィスをフジロックで観る
フジロックの涼しい午後ののどかなグリーンステージに、皆の暖かい拍手に迎えられてトラヴィスが登場。 ん?デジャヴ? 2年前とほぼ同じく、昼間のフジロックの幸せの象徴のように始まったトラヴィスのステージ。 彼らにとってもホームのような場所なのではないだろうか。 そんなヴァイブに満ちている。 …
トラヴィスをフジロックで観る
ザ・ヘヴィーをフジロックで観る
演奏も歌も上手いのに、聴いてて肩が凝らない。 ソウルもロックもポップスも「大衆音楽」として聴きやすくパッケージされているからだ。 その役割をいかに潔く引き受けられるかがこういうバンドの肝だが、 ザ・ヘヴィーは徹底している。 プロ、という感じだった。
ザ・ヘヴィーをフジロックで観る
ウィルコをフジロックで観る
5年ぶりのフジロック、前半は人気曲(そんなランキングはないのであくまでも個人的な尺度ですが)を畳み掛けた。 夕方の涼しいフジロックのグリーンステージは、極上のトロトロ時間&空間に。 そして中盤からはカオティックに攻めたかと思えば、新作のアシッド・ロックンロール路線の曲、そこからはもう怒濤のよう…
ウィルコをフジロックで観る
ベックをフジロックで観る
ベック、いきなり最高!! スーパーヘヴィーなギターリフの「デヴィルズ・ヘアカット」から始まった序盤は『メロウ・ゴールド』と『オディレイ』からの曲を連発。 しかもかなりハイパーなノリ。 ドラムなんかツイン・バスドラだ。 そしてベック、元気。そしてアッパー。 水玉のブラウスにライダースのレ…
ベックをフジロックで観る
クーラ・シェイカーをフジロックで観る
バンドの節目、フジロックの節目には何気に登場しているクーラ・シェイカー。 特に今年はデビューアルバム『K』から20周年であり、 それに合わせた新作『K 2.0』(純然たるニューアルバム)がリリースされた年だから、 非常に大きな節目なのだ。 過去の再確認と、原点からの出発。 その2つを…
クーラ・シェイカーをフジロックで観る

◆24日(日)渋谷陽一
フジロックでディーエムエーズを観る
こういう若いバンドは観る度に成長して変化していくのが楽しい。 前回の来日から1年経過していないが、しっかりとした成長が感じられるパフォーマンスだった。 演奏もアンサンブルも洗練されて、バンドとしてのレベルが上がった感じだ。 時間の関係で全部は観ることができず、ホワイトステージに移動。今日はこ…
フジロックでディーエムエーズを観る
フジロックでデフヘヴンを観る
昼の野外、灼熱の太陽の下でのデフヘヴンというのはかなりアウェイな環境だがバンドは頑張った。 メタルとシューゲイザーの合体という彼らのスタイルは一種の発明だと思うが、きっと彼らにとっては自然な必然だったと思う。 立て付けとしてはポスト・ロックやブラック・メタルといったものものしい言葉が並ぶが、基…
フジロックでデフヘヴンを観る
フジロックでステレオフォニックスを観る
何故、彼らのイギリスの国民的バンドとしての地位が揺らぐことなく守られているか、その理由がしっかり伝わって来るステージだった。 普遍的なメロディーをけれんみなく誠実に伝える姿勢はフジでも支持されグリーンステージはいっぱいの人だった。
フジロックでステレオフォニックスを観る
フジロックでリオン・プリッジズを観る
サム・クックに似ていると言われて「サム・クックって誰?」と答えたというエピソードが象徴するように、彼はいわゆる懐古的なアプローチで、このクラッシック・ソウルのスタイルを選んだわけではない。 まさにたまたま彼にとって時代的なリアルを感じたのが、このクラッシック・ソウルのスタイルだったのだ。 それ…
フジロックでリオン・プリッジズを観る
フジロックでロバート・グラスパーを観る
凄かった。 ライヴを観たというより、新しい音楽のスタイルの誕生を目撃したという感じだった。 モダンジャズのインプロビゼーション、DJのスクラッチ、それにソウルというかアフリカンなヴォーカルが一体となり、エレクトロ二カな音響が全体を包んでいく、まさに聞いたことのない音がホワイトステージに響いた。…
フジロックでロバート・グラスパーを観る
フジロックでジャック・ガラットを観る
めちゃめちゃ楽しかった。レッド・マーキーは凄い盛り上がりだった。全ての楽器を一人で演奏するのが売りのアーティストだが、CDを聞くだけではそれは分からない。 彼が売れたのはやはり楽曲のパワーだ。音楽的なレンジの広さとメロディーメイカーとしての力は素晴らしい。 一人で全ての楽器を演奏する凄さが発揮…
フジロックでジャック・ガラットを観る
フジロックでカマシ・ワシントンを観る
「The Epic 」はどれだけ聞いたか分からない。凄く楽しみにしていたステージだ。 ロバート・グラスパーと比較すると、従来型のジャズに近い個々のプレイヤビリティーに重きを置いたスタイルだ。 それでも古典的なジャズのインプロビゼーションとは決定的違うポップがある。 「The Epic …
フジロックでカマシ・ワシントンを観る
フジロックでレッド・ホット・チリペッパーズを観る
今更、彼らをミクスチュアー・ロックと呼ぶ人はいないかもしれないが、彼ら独自のグルーヴとメロディーが圧倒的な普遍性を持ったものとして、最強であることを証明するパフォーマンスだった。 最新作「ゲッタウエイ」も、彼らの持つスタイルの普遍性を、もう一度2016年に提示することがデンジャー・マウスのプロデ…
フジロックでレッド・ホット・チリペッパーズを観る

◆24日(日)山崎洋一郎
今朝のフジロックは雲多めの晴れ
最終日の3日目、今のところは昨日よりも少し雲が多めの晴れ。 昨日よりも暑いです。 今日も夜は冷える可能性も高いので防寒も忘れずに。
今朝のフジロックは雲多めの晴れ
MARK ERNESTUS' NDAGGA RHYTHM FORCEをフジロックで観る
Mark Ernestus (Basic Channel, Rhythm & Sound) が西アフリカ・セネガルのミュージシャン(主にドラム、パーカッション奏者)と組んでいるプロジェクト。 超鋭角的なポリリズムが、朝イチの眠気を完全に吹き飛ばしてくれる。 レッチリの日にふさわしい、異色だ…
MARK ERNESTUS' NDAGGA RHYTHM FORCEをフジロックで観る
スロット・マシーンをフジロックで観る
タイでは15000人を集める、今の新しい世代の代表と言えるバンド。 楽曲、アレンジもしっかりしていて、演奏もタイト、歌謡メロディーも満載なのだが、 テイストはどこかニューロマンティックでニューウェーブ。 調べてみたら、スティーヴ・リリーホワイト(U2、キラーズ、ローリング・ストーンズ)がプロ…
スロット・マシーンをフジロックで観る
デフヘヴンをフジロックで観る
今日のフジロックに来てこのアクトを観ないでどうする、というぐらいの、 素晴らしいバンド、素晴らしいライブだった。 ブラックメタル、ポストメタル、シューゲイザーが融合したようなオリジナルなサウンド。 これだけ拘束力のあるサウンドを徹底しているにもかかわらず、 彼らはどこか常にポップであろ…
デフヘヴンをフジロックで観る
トロイ・シヴァンをフジロックで観る
子役として幼い頃から活躍していた、南アフリカ出身、オーストラリア育ちのシンガー・ソングライター。 去年、ゼッドのアルバム参加しテイラー・スウィフトやサム・スミスに絶賛された。 スムースでエッジの効いたビートと浮遊感のあるトラックに、トロイ・シヴァンの少年フェロモンが染みた歌声が吸いつく…
トロイ・シヴァンをフジロックで観る
ステレオフォニックスをフジロックで観た
これまでのフェスで観たステフォのライブの中では圧倒的に最強ではなかろうか?!(単独公演はまた別だけど)。 ステフォといえば質実剛健なロックのイメージだが、 それでも長いキャリアの中で輪郭がぼやけてきた部分があった。 それが新作で再びビシッと「ロックンロール」に焦点が合った。 そうなると強い…
ステレオフォニックスをフジロックで観た
横山健、フジロック出演直前のショット!
横山健、6年ぶりのフジロック。 待ちに待ってる観客の前に立つ数分前。 タバコをやめて半年になる僕に吸わせようとする。 おいそんなことしてる場合か?
横山健、フジロック出演直前のショット!
ジャック・ガラットをフジロックで観る
たった一人でステージに出てきて、トラックも鳴っているし歌も歌っているし、 いったい本人はどこまでやってるのだろうとステージ前まで行って見たら、 ドラムキットを叩きながらサンプラーを操作して歌も歌っている。 と思ったら今度はエレキギターを弾きながら熱唱している、ドラムも叩きながら。 なんかプ…
ジャック・ガラットをフジロックで観る
ベン・ハーパーをフジロックで観た
ジ・イノセント・クリミナルズとの7年ぶりの再会があり、アルバムを作り、そしてフジロックにも久々の登場だ。 ベン・ハーパーがグリーンステージにいるとなぜか「ああフジロックだなあ」と思う。 お母さんと作ったアルバムが本当に素晴らしかったのだが、 本人にとってもあれを作ったことは大きなことだっ…
ベン・ハーパーをフジロックで観た
レッチリをフジロックで観た
レッチリの新作が出るたびに僕らはいろんな感想や意見を言い合ったりするが、 ライブを観たらそんなことがいい意味ですべて意味を失う。 レッチリの本質はアルバム作品ではなくてライブの肉体性に宿っているからだ。 ただし、その肉体性に説得力や陰影やエモーションを付与するのは、彼らが作る作品に他ならない…
レッチリをフジロックで観た

なお、2016年、記念の20回目を迎えたフジロックとサマーソニックを総特集した夏フェス大総括の『ロッキング・オン』10月号は9月5日(月)発売です。
フジロックとサマーソニックの思い出を詰め込んだロッキング・オン10月号の発売日について
只今発売中、↑の表紙が目印の『rockin'on』8月号ではお知らせしておりますが…… 毎年恒例、ロッキング・オンがお送りする夏フェス大総括号・永久保存版、10月号の発売日は、9月5日(月)です! 例年の9月1日から変更になっていますので、お待たせして大変申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願…
フジロックとサマーソニックの思い出を詰め込んだロッキング・オン10月号の発売日について
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