【JAPAN最新号】星野 源、特別インタビュー――これからもずっと、音楽と踊り続けるために

【JAPAN最新号】星野 源、特別インタビュー――これからもずっと、音楽と踊り続けるために

「ひとつにはなれないけど、僕らは離れていても重なり合えるんだろう?」っていう、そういう歌? 自分のそのメッセージと、歌が持つ仕組み、僕が今やろうとしているおもしろさの仕組みがちゃんとリンクした歌を作ろうというふうに思って

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号に星野 源が登場!
急遽実現したリモートインタビューを全文掲載

インタビュー=小栁大輔


星野源がInstagramに1分弱の動画をアップしたのが4月3日。それから起きていることはすでにみんな知っているとおりだ。この1分の動画はあっと言う間に日本全国津々浦々に広がり、毎日毎時間のようにいくつもの新たな「コラボ」を呼び、それぞれがそれぞれの「うち」で踊り、歌う、という現象を生み出すことになった。また、海外からのポストが多いことも印象的だ。星野源が提唱した“うちで踊ろう”という楽曲――と、何よりもその「概念」は、それに触れたすべての人々をひとつにしていくかのように広がり、この世界の中で今なお、一縷の楽しさを忘れず、守り抜いていくための、静かで愛しい「1分間」であり続けている。

このテキストは、4月13日、Zoomを介して行われたインタビュー、その全文である。そもそもは、僕たちの会社が運営しているウェブメディア「rockin’on.com」で、このポジティブな現象についてまとめたコラムを掲載させてもらいたい、という相談からやり取りが始まった。僕個人としても、この楽曲が広がっていくその「広がり方」と、ひとつひとつのコラボを通して「コラボ相手」たちが見せる、それぞれに開放されていくような表情に救われる思いを抱いていたし、何より、この楽曲が持つ、「どう考えても星野源にしか作れないし、歌えない」という、その「必然」を言葉にすることはできないか、と強く思っていた。“うちで踊ろう”(というメッセージを持った楽曲)は、「たまたま」星野源が作ったのではないし、生まれたのが「今」だったのもまるっきり偶然ではない。これまでもずっと、「ひとりであること」と「心のうちで踊り、楽しむこと」を何度も歌にし、素晴らしいポップソングを作り続けてきた星野源だからこそ、今、この日本で「うちで踊ろう」と歌うことができたのではないか。そして、そんなふうに生まれた楽曲がこうして広がり、人々の日常を静かに照らしているということ。それはやはり、ポップミュージックにしか起こすことのできない、奇跡的な現象のひとつだと思えて仕方ないのだ。

このインタビューが、今このタイミングで実現するとは僕自身もほとんど思っていなかった。しかし、星野源は、僕たちのオファーに快く応え、“うちで踊ろう”が生まれたあの場所から、じっくりと話を訊かせてくれた。このインタビュー自体がひとつの希望であるような、とても本質的なインタビューになったと思う。ゆっくり読んでもらえたら嬉しい。(小栁大輔)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年6月号より抜粋)

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