【JAPAN最新号】“Light The Light”、そして“猫じゃらし”――今、RADWIMPSが世界に向けて放つ2曲が指し示すものとは

【JAPAN最新号】“Light The Light”、そして“猫じゃらし”――今、RADWIMPSが世界に向けて放つ2曲が指し示すものとは
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号にRADWIMPSのロングレビューを掲載!

“Light The Light”、そして“猫じゃらし”――今、RADWIMPSが世界に向けて放つ2曲が指し示すものとは

文=小松香里


2020年3月15日、RADWIMPSが、新曲“Light TheLight”を公開した。野田洋次郎はこの曲を、「コロナと闘う人たちのために制作した」と明示し、RADWIMPSの公式ブログで曲が作られた経緯をこう説明している。

「今回、中国でお世話になっている方々から『中国で不安な生活を送る人たちを励ます曲を作ってはもらえませんか』と提案を受けました。ぜひ力になれるのならばと、急いで楽曲の制作に入りました。そして今回完成にこぎつけることができ、無料で中国国内の皆さんへ配信することを決めました。
曲を作りながら、これは中国の方に向けたものであると同時に日本、そして世界中でウィルスの脅威と闘うすべての人に向けた曲だと感じました。順次他の国・地域でも聴けるような態勢を整えようと思います。
音楽にできることはとても小さいです。でも時にその小ささに救われることもあるのではと、僕は思っています。歌詞の中でも書きました。この事態が無事終息し、無傷ではなくとも平穏な日々が戻ってきた時には『あの時は本当どうなるかと思ったね』と笑いながら皆大事な家族や友と話ができたらいいなと心から願っています。その時まで、皆で頑張り抜きたいです。」

各ストリーミングサービスでも配信され、ミュージックビデオも公開された“Light The Light”。歌詞は英語だが、RADの公式サイトには、日本語詞、中国語詞のリンクも貼られている。
穏やかな声で歌われる《You might be scared/But that’s your strength/You must be tired/Hold on a sec》という冒頭。MVでは、宇宙に無数の星がきらめくような映像が映し出される。光が広がり、うねり、渦をなし……ひとつひとつの能動的な命でもあり、それぞれにとっての希望のようにも思える。洋次郎は、手を天にかざし、祈るようにしてこの歌を届けようとする。

いつかこの恐怖は終わる。それはいつになるかはわからない。でもその「いつか」まで、ともに強く歩むんだというメッセージ。慈愛に満ちた歌声、ドクドクと波打つ鼓動に帯同するようなリズムと雄大な広がりを持つサウンド・デザインの“Light The Light”は、恐怖と傷と絶望と怒りと寂しさと……今、噴出しているあらゆるネガティブな感情を弱め、確かなエネルギーをもたらしてくれるような曲だ。(以下、本誌記事に続く)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年6月号より抜粋)


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