【JAPAN最新号】エレファントカシマシ、「日比谷野外大音楽堂 2020」徹底レポ、そして宮本、語る

【JAPAN最新号】エレファントカシマシ、「日比谷野外大音楽堂 2020」徹底レポ、そして宮本、語る
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号にエレファントカシマシ「日比谷野外大音楽堂 2020」ライブレポートと宮本浩次のインタビューを掲載!

「日比谷野外大音楽堂 2020」徹底レポ、そして宮本、語る

文=高橋智樹 撮影=岡田貴之


「ようこそ野音へ! ようこそエブリバディ、日比谷の野音へ!」今年も日比谷野外大音楽堂に響き渡った宮本浩次(Vo・G)のコールに、配信画面越しとは思えないほど強く頼もしく胸を震わされたのは僕だけではないだろう。

2020年10月4日。エレファントカシマシ「日比谷野外大音楽堂 2020」はまさに、この困難の時代そのものを前へ先へと突き動かしていくような、超弩級の熱量と生命力に満ちたロックアクトだった。

1990年から30年以上にわたって、日比谷野外大音楽堂のステージに立ち続けてきたエレファントカシマシ。レコード会社との契約が終了した中で野音ワンマンを敢行した1995年夏。冨永義之(Dr)の慢性硬膜下血腫の手術を経て臨んだ2006年秋。宮本が急性感音難聴を発症し公演中止となった2012年の秋にも、会場に集まったファンのために宮本が舞台に立って弾き語りの演奏を披露(最後にはメンバーも登場)するなど、「エレカシ野音」は僕らにとってもバンド自身にとっても、単なる「毎年恒例のライブ」以上の大切な意味合いを持った場所として存在し続けてきた――ということはすでにご存知の通りだ。

そして2020年。新型コロナウイルス感染拡大の影響で音楽ライブやイベントの多くが中止・延期を余儀なくされてきた状況の中、「客席に間隔を設ける」「リアルタイムのストリーミング配信も実施」という形でソーシャルディスタンスを保ちながらも、エレファントカシマシは今年も野音に立つことを選んだ。何より、今この時代の困難に立ち向かうアーティストとしての意志においてのみならず、そのライブの一瞬一瞬で体現するロックバンドとしての凄味とダイナミズムによって、今回の「エレカシ野音」は観る者すべての頭と心に深く強く焼き付けられる稀代の名演となったのである。(以下、本誌記事に続く)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年12月号より抜粋)



  • 【JAPAN最新号】エレファントカシマシ、「日比谷野外大音楽堂 2020」徹底レポ、そして宮本、語る - 『ROCKIN'ON JAPAN』2020年12月号

    『ROCKIN'ON JAPAN』2020年12月号

  • 【JAPAN最新号】エレファントカシマシ、「日比谷野外大音楽堂 2020」徹底レポ、そして宮本、語る - 別冊 宮本浩次

    別冊 宮本浩次

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