【JAPAN最新号】ゆず、初のオンラインツアーに挑む――夢の跡地をたどる旅路、その途上からのロングレポート

【JAPAN最新号】ゆず、初のオンラインツアーに挑む――夢の跡地をたどる旅路、その途上からのロングレポート
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号にゆずのオンラインツアーのロングルポを掲載!

ゆず、初のオンラインツアーに挑む
横浜文化体育館、岡村中学校、そしてぴあアリーナMMへ――夢の跡地をたどる旅路、その途上からのロングレポート

文=小池宏和 撮影=太田好治


9月16日に全キャリアのライブを厳選して振り返る2作の映像作品『YUZU ALL TIME BEST LIVE AGAIN 1997-2007』『〜2008-2020』をリリースしたゆずが、それを携えて臨む新たなライブプロジェクト「YUZU ONLINE TOUR 2020 AGAIN」。9月27日から10月25日まで、毎週日曜の夜にライブ映像を配信する企画だ。新型コロナウイルス感染防止の観点から、故郷・横浜エリアの会場を巡ってゆずふたりのみのパフォーマンスを行い、事前収録された映像が配信された。“夏色”以外すべて楽曲が異なるセットリストはそれぞれ「出発点」「思春期」「新天地」「青写真」「未来図」という公演テーマのもとに構成され、配信当日に初めて明かされるライブ会場も各日の公演テーマにちなんだものになった。コロナ対策を踏まえたうえで、たっぷりとファンを楽しませる趣向が凝らされたオンラインツアー。何より、ゆずの歩んできた道のりを振り返りながら、これから先の未来を見つめるこのプロジェクトは、まさに心の旅に他ならなかった。本稿では、全5回にわたって繰り広げられた配信ライブのうち、DAY1「出発点」、DAY2「思春期」、DAY3「新天地」までの模様をレポートしたい。

まずはツアー初日となる9月27日のDAY1「出発点」だが、配信開始と同時に明かされたライブ会場は通称「横浜文体」こと横浜文化体育館である。ゆずにとっては、メジャーデビューイヤーの体育館ツアー「幸(せ)拍(手)歌合戦」以来ライブを行ってきた思い出深い場所であり、惜しまれながらもこの9月に役割を終えた施設の58年の歴史の中では、1964年東京オリンピックをはじめ様々な競技が行われ、また国内外の名だたるスーパースターたちがステージを踏んできた。体育館のフロアにふたりで立ち、北川悠仁が「文化体育館といえばこの曲!」と告げて、ハーモニーが勢いよく走り出すオープニングナンバーは“大バカ者”。この日は、デビュー以来数年間の若かりしゆずが発表してきた楽曲が数多く並ぶセットリストになったが、今のふたりの豊かな表現力で再解釈され、当時とは一味も二味も違った味わい深い表情を見せていく。リッチなフォークサウンドで放つ“手紙”の朗読パートでは、北川がオンラインツアーの趣旨をあらためて説明しつつ、「どこに居たって、誰と居たって、僕らの歌がみんなの心に届きますように。そして、楽しんでもらえますように」と言葉を添えた。追伸として、最新ライブベスト作品の中で激しく動き回っていた頃の岩沢厚治の姿をイジると、アコギとハーモニカのバッキングに徹していた岩沢が思わず吹き出してしまったりする。(以下、本誌記事に続く)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年12月号より抜粋)



  • 【JAPAN最新号】ゆず、初のオンラインツアーに挑む――夢の跡地をたどる旅路、その途上からのロングレポート - 『ROCKIN'ON JAPAN』2020年12月号

    『ROCKIN'ON JAPAN』2020年12月号

  • 【JAPAN最新号】ゆず、初のオンラインツアーに挑む――夢の跡地をたどる旅路、その途上からのロングレポート - 別冊 宮本浩次

    別冊 宮本浩次

  • 【JAPAN最新号】ゆず、初のオンラインツアーに挑む――夢の跡地をたどる旅路、その途上からのロングレポート - 『ROCKIN'ON JAPAN』2020年12月号
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