現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号に秋山黄色が登場!ストレートに書くって、言わば弱みを見せるみたいなことで。「ノーガードな状態でも好きになってくれ」みたいな。積極的になれてるのかな
直球のロックンロール・ソングでさえ才気が迸る、やはり別格の存在・秋山黄色。
新曲“サーチライト”から早くも第二章が始まる
インタビュー=山崎洋一郎
20代前半の若手の中では破格のポテンシャルを持ち、ロックというジャンルに限るならダントツの才能で期待を独占している秋山黄色。
デビューフルアルバム『From DROPOUT』から8ヶ月、ドラマ『先生を消す方程式。』の主題歌のタイアップで新曲“サーチライト”が配信リリースされる。この曲は黄色にしては実は珍しいぐらいストレートなロックソングで、真っ直ぐな歌詞が、逆に新鮮でニヤけるほどだ。
《日差しの中で理想を歌い/夕暮れに涙を映して忘れないで/譲れなかったあの日が/今日を笑えるその日まで/もがけ 僕らの足》
この「黄色の直球」が非常にいい。心の中にすべてのフレーズが気持ちよく入っていく。秋山黄色の楽曲とアレンジと歌の力だ。やっぱりこいつのポテンシャルは半端ない。(山崎洋一郎)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年12月号より抜粋)