【JAPAN最新号】佐野元春、43年目のデビューアルバム『今、何処』。なぜ彼は今このような瑞々しい作品を作れたのか?

【JAPAN最新号】佐野元春、43年目のデビューアルバム『今、何処』。なぜ彼は今このような瑞々しい作品を作れたのか?

こういうパンデミックや戦争といった、世界共通の人々の経験に対して、アーティストには何ができるかって考えた時に、あ、俺の出番かなと

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』9月号に佐野元春が登場!

佐野元春、43年目のデビューアルバム『今、何処』。なぜ彼は今このような瑞々しい作品を作れたのか?

インタビュー=渋谷陽一


佐野元春&ザ・コヨーテバンドの最新作『今、何処』は、驚くほど瑞々しい傑作だ。未曾有の事態に直面する時代からの要請に従って制作されたシリアスなコンセプトアルバムなのだが、興味深いことに、サウンドは非常にポップで、さながらデビューアルバムのように新鮮な輝きを放っている。その『今、何処』に先んじてリリースされた『ENTERTAINMENT!』を聴くと、佐野元春とザ・コヨーテバンドが、まったく新しいサウンドを獲得していった過程をドキュメンタリーのように理解することができるだろう。

『今、何処』で鳴らされる最新型のバンドのグルーヴがいかにして生まれたのか。パンデミックや戦争という危機を経験する世相をスケッチしながらも、なぜ大衆性を獲得できたのか。17年ぶりにソニーとアライアンスを組み、40周年を超えてなお精力的に楽曲を生み出し続ける、佐野元春の今に迫った。(渋谷陽一)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年9月号より抜粋)



【JAPAN最新号】佐野元春、43年目のデビューアルバム『今、何処』。なぜ彼は今このような瑞々しい作品を作れたのか? - 『ROCKIN’ON JAPAN』2022年9月号『ROCKIN’ON JAPAN』2022年9月号
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