【JAPAN最新号】the shes gone、恋愛も失恋もポップもロックも過去最高に躍動する新作ミニアルバム『HEART』、その色彩の核心とは?

【JAPAN最新号】the shes gone、恋愛も失恋もポップもロックも過去最高に躍動する新作ミニアルバム『HEART』、その色彩の核心とは?

何も説明しなくても、音とメロディだけで
「the shes goneっぽいね」ってようやく伝わる1枚になった

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』4月号にthe shes goneが登場!

恋愛も失恋もポップもロックも過去最高に躍動する新作ミニアルバム『HEART』、その色彩の核心とは?

インタビュー=高橋智樹 撮影=増田彩来


『HEART』というタイトルにも象徴される通り、the shes goneの新作ミニアルバムは、これまで以上に多彩な感情が歌と楽曲として咲き誇る名盤だ。また2020年代という混沌の時代を生きるロックバンドであり、“ラベンダー”や“想いあい”など珠玉のラブソングの作り手でもあるthe shes gone。“陽だまり”の穏やかな風景。“栞をはずして”の狂おしいほどの切なさ。“春よ、恋”で《この春よ 止まるな》と突き抜ける目映い開放感。“どの瞬間も”の焦燥逆噴射感。ラブソングを研ぎ澄ませることで、ロックの強度と訴求力が無限増幅する――そんな奇跡のサイクルを、ソングライター・兼丸はじめ4人は彼ら自身の必然として実現してみせた。そういう作品だ。

2019年からサポートドラマーとしてバンドを支えてきた熊谷亮也が昨年10月に正式加入。今までの3人インタビューとは一味も二味も違う「4人の磁場」が、以下のテキストからも浮かび上がってくることと思う。(高橋智樹)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年4月号より抜粋)


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