【JAPAN最新号】サバシスターは行く! 結成とほぼ同時に「ブレイク確変」に入った破竹の勢いの新世代3ピース・バンド、その原動力を探る!

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自分の生き方に対して、曲を書くことは、その手助けをしてくれる

2023年、各地の大型フェスやイベントに次々と出演、ツアーも完売。そして2024年になった瞬間に、マネージメントはPIZZA OF DEATH、レーベルはポニーキャニオンと契約し、3月8日(サバの日)にファーストフルアルバム『覚悟を決めろ!』をリリースすることを発表したサバシスター。バンドを始めて2年弱、社会人だったらそろそろ就職か、もしくは就職したばかりくらいの年齢の女性3人のバンドが、猛スピードでこんな好状況を作り出しているという事実自体がめったにないことだが、すでにこのバンドにやられてしまった人なら「そりゃまあそうよね」「で、これくらいじゃ全然収まらないよね」と同意していただけると思う。ロックバンドという表現形態、アティテュードとしてのパンク、その理想がまんま実体化したみたいな存在に、たまーに出くわすことがある。それだ、サバシスターは。オールディーズやアメリカンポップスのテイストが入ったガレージでパンキッシュなサウンドプロダクト、シンプルで簡単であり続けることで深く鋭くあり続ける歌詞の世界、それをメロディにのっける際の、素直なのにフック満載のセンス。それらがどんなふうに生まれるのかを知りたく、なち(Vo・G)、るみなす(G・Cho)、GK(Dr・Cho)に訊いたのが以下である。

インタビュー=兵庫慎司 撮影=マスダレンゾ
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年4月号より抜粋)


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