【JAPAN最新号】Chevon、言葉への探求心、破格のライブパフォーマンス、表現に対する貪欲な姿勢──独自の世界観を構築する謎多きバンドの思考に迫る!

【JAPAN最新号】Chevon、言葉への探求心、破格のライブパフォーマンス、表現に対する貪欲な姿勢──独自の世界観を構築する謎多きバンドの思考に迫る!
今、Chevonのライブがヤバい。高音やがなりを変幻自在に操る谷絹茉優(Vo)の歌唱力、それを支えるKtjm(G)とオオノタツヤ(B)の演奏力の高さというのもあるが、今日ライブに足を運んでくれた人の何かを好転させるため、一人ひとりと目を合わせて自分たちの思いを音楽でぶつけるパフォーマンスには、観るものすべてを虜にする魔力が宿っている。

「歌詞を歌っているんじゃない」──去年のツアーで放たれたこの言葉の通り、Chevonの歌詞には、今絶望の中にいる人の心をすくい上げようとする強いメッセージが込められており、それを伝えるべく全力を尽くす姿にみんな心を打たれていく。その裏にあるのは、「一度始めたことは徹底する」という強い覚悟と、かっこいいと感じればなんでも取り入れていく柔軟性。まるで表現をするためだけに生まれてきたような、圧倒的な存在感を放つ「Chevon」という表現者の強い意志を、このJAPAN初インタビューに刻みつけることにする。

インタビュー=有本早季 撮影=大久保晃生
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年4月号より抜粋)


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