1980年12月に2枚組LPとしてリリースされた本作は、人気絶頂期だったフリートウッド・マックの〝熱狂〞を克明に記録した、珠玉のライブ・アルバムだ。収録された全18曲は1ヶ所のライブではなく、あちこちの会場の…
約1年半前になる前作『ノーマン・ファッキング・ロックウェル!』はみごとなアルバムで、『ボーン・トゥ・ダイ』に並ぶ最高傑作だった。特別な思いが消え去ることのない60~70年代のポップス、ロックのテイストを…
ブラック・サバスと言えば、オジー・オズボーン在籍時の初期というイメージが強く、極論すればこの4作目(『ブラック・サバス4』)までをベストに挙げる人が多いのではないか。“悪魔のしるし”(6thアルバム『…
昨年春に高校を卒業し、新しい出会いに溢れているはずだったのに、すべてはマスク越し。触れ合うこともままならない。それなら、せめて音楽で繋がりたい。昨年11月にふたりのメンバーが脱退したことも含めて、ヤマ…
いまだに!もっとも過小評価されているのがザ・ホワイト・ストライプスだ。99年の衝撃的なデビュー、そして11年の解散から、もう10年が経過した。その後のジャック・ホワイトはザ・ラカンターズ、ザ・デッド・ウ…
グッと幅を広げたアルバム『V』をリリースしたかと思ったら、Hiro(Vo)が森内寛樹名義でソロデビューを果たし――と、MY FIRST STORYを取り巻くここ数ヶ月の激動には驚かされっぱなしなのだが、そんな中で届いた…
3rdアルバム『盗作』のリリースから約半年、春をテーマにした5曲入りのEPがリリースされた。アップテンポなリズムが不気味さを滲ませ、『盗作』で描いた物語がありふれた日常にすっと入り込み、自分と他者と社会の…
これは成長や進化というより、柔軟で底知れないポテンシャルをどんどん解放している感じなのだろう。19歳とか20歳とか、本人はそんなに違いはないと言っていたが、そうは言っても、20歳になる2021年を前にリリース…
1位になって、シンガーとしての自分にポテンシャルがあるってことが証明されたっていうのは、ほんとに嬉しい 現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』2月号に宮本浩次が登場! ついに、人生初の1位を獲得。カバーアルバ…
エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスは、AFX、コースティック・ウィンドウなど多数の名義を使ってきた。なかでもポリゴン・ウィンドウは、彼の足跡において目立つ名前になっている。 テクノの…
2002年、シガー・ロスはアイスランド交響楽団、パリ音楽院管弦楽団と共にロンドンのバービカン・センターで公演を行った。本作はそのコンサート音源を収録したもので、こうして実に18年ぶりに『オーディンズ・レ…
メジャー1stフルアルバム。繊細さと芯の強さを同時に感じさせるロックサウンドは、この作品でさらなる高みへと到達した。先にリリースされた“1999”“砂漠のきみへ”“Girls”で、それぞれにバンドの文学性、サウ…
オバマ前アメリカ大統領の回顧録第1巻が世界的なベストセラーを記録しているタイミングで、ミシェル夫人の(これまた)ベストセラー自伝『マイ・ストーリー』と連動した話題の同名ドキュメンタリー映画のサントラ…
欧米がロックダウンに突入した3月以降、ジェイムス・ブレイクは頻繁に自宅からライブ・ストリーミングをやっていた。中でもビリー・アイリッシュやフランク・オーシャン、レイ・チャールズからニルヴァーナまで、…
『PUNCH』から約1年ぶりのリリースとなるシングルで、12月2日にはアルバム『MUD SHAKES』のリリースが控えている。ほぼ毎年1枚のアルバム。ベテランとしては極めて早いこのリリースペースを維持し続け、結果として…
1月下旬、我々が目撃したのはある種の奇跡だったのかもしれない。 さまざまな規制がいくぶん緩和されつつある今日この頃ではあるが、ライブ・エンターテインメント全般の一時停止状態がこれほどまでに長く続いて…
最近はROTTENGRAFFTY“金色グラフティー”やサンボマスター“さよならベイビー”と、エモーショナルなカバー曲の発表が続いていた10-FEET。待望の新曲“シエラのように”は、前シングル『ハローフィクサー』の実験…
2020年に「再生」し、4月8日に5曲入りEP『ニュース』をリリースしたばかりの東京事変、次のアクションがこの3曲入り配信シングル。表題曲である1曲目は、日本テレビ系ドラマ『私たちはどうかしている』の主題歌で…
インディ・ロックが長らく不振にあるのは残念ながら事実だけれど、その先入観からアクセスすること自体を止めてしまうと、例えばこのDMA’Sのような例外的な成功を聴き逃してしまうことになる。「シドニー発、ギ…
1992年にリリースされたPJハーヴェイのデビュー・アルバム『ドライ』は、当時における女性ロック・シンガーのオルタナティブを提示した作品だった。彼女の出身はイギリスだが、そのスタイルはアメリカのグランジ…
rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)は、ロッキング・オンが提供する音楽ニュースサイトです。 rockinon.comでは、邦楽誌『ROCKIN'ON JAPAN』から、邦楽ディスク(CD/EP/DVD/ブルーレイ)の新譜レビューをお届けしています。