【本日発売】KANA-BOONサードアルバム『Origin』全曲レビューまとめ

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本日、KANA-BOONのニューアルバム『Origin』がめでたく発売日となりました。
すでにフラゲして聴きまくっている人も多いでしょう。
このブログでシコシコ書いてきた全曲レビューをまとめました。
ぜひ読んでください。
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(1)「オープンワールド」
目が覚めるようなギターのフィードバックノイズ、そして力強く叩きだされるビート。感覚を一気に開放するようなこの曲で、『Origin』は幕を開ける。《踊れ、歌え、叫べ/誰でもない君だけのやり方で/君の目映る世界を開け/未知の向こう》という命令調のサビは、KANA-BOON自身を鼓舞する言葉であると同時…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(2)「机上、綴る、思想」
イントロからアウトロまでフルパワーで突き進む小泉貴裕のドラムと、アンサンブルの一番底で時に歌メロとユニゾンしながら動きまわる飯田佑馬のベースラインが聴きどころ。一方で歌詞はヒリヒリした孤独な感情が切れ味鋭い筆致で刻んでいく。“ウォーリーヒーロー”や “レピドシレン”に通じる、感情内部爆発系ソングで…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(3)「なんでもねだり」
ご存知、「アネッサ」のCMソングとして2015年5月13日にリリースされたメジャー6thシングル。“ないものねだり”をもじったタイトルはスタッフの発案によるものだそうだが、今振り返ってみてもやっぱりこのタイミングで出す新曲として、これ以外のタイトルはありえなかったのでないかと思える。 「とぅ…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(4)「ランアンドラン」
本作『Origin』のリードシングルとして、今年1月20日にリリースされた“ランアンドラン”。インタヴューでこの曲名が古賀隼斗のつけた仮タイトルそのままだという話を聞いて、僕はいたく感動した。歌詞もできていない段階でつけられた名前が結果的にその曲を象徴するものになるという事実こそ、バンドとしてのK…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(5)「anger in the mind」
いきなりけたたましく鳴り響くヘヴィなギターリフに驚かされる。続いて雷鳴のように轟くスネアロール、そして大ぶりなビートで叩き付けられるシンバル(本当に、この曲のこいちゃんのドラムは最高にかっこいい)。『Origin』の中でもっともハードで攻撃的な曲、それがこの“anger in the mind”だ…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(6)「インディファレンス」
個人的に、このアルバムのハイライトのひとつともいえる曲がこの“インディファレンス”。前の“anger in the mind”に引き続き古賀隼斗のハードなギターリフが主体のロックチューンだ。タイトルの「インディファレンス」=indifferenceとは無関心という意味。KANA-BOONにしてはか…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(7)「talking」
初回限定盤Aの特典ディスクにも収録されていることからもわかるとおり、バンドの初期からある楽曲のひとつである“talking”。シナリオアートとのスプリットシングルとしてリリースされたこの曲。《talking 君と話がしたいぜ/夜明けよもう少し待ってくれ/ショートグラスで乾杯でもしようぜ》というなぜ…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(8)「グッドバイ」
イントロから聞こえてくるクリーンなギターストロークとシャッフルビートがどこか洒脱な雰囲気を醸し出すラブソング。まるで映画の1シーンのように描かれる別れの情景がほろ苦い感情を呼び覚ます。「はなればなれになる」というモチーフもまた谷口鮪の真ん中にあるものだが、“さくらのうた”のようなノスタルジーに耽る…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(9)「革命」
ノイジーなギターからタイトなビートへ雪崩れ込み、緊迫感のあるリフが心臓を高鳴らせる。一直線にアグレッシヴに駆け抜けるこの曲は、とにかく古賀隼斗のギターが圧巻である。正直いって、古賀がこんなにタフなギタリストだとは、この曲を聴くまで思っていなかった。幾重にも重ねられた音が、感情を掻き立て、心をざわつ…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(10)「ダイバー」
映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』の主題歌としてリリースされた、KANA-BOONメジャー7枚目のシングル。発表されたときからこの楽曲のスケール感と新たな始まりを予感させる歌詞にはわくわくさせられたが、こうしてアルバムの中に置かれたときに、「ああ、そういうことだったのか!」…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(11)「スタンドバイミー」
『TIME』における“パレード”のような、アルバム全体に込めた思いを象徴するテーマソング。それがこの“スタンドバイミー”だ。しかし“パレード”と明らかに違うのは、あの曲が『TIME』という物語のいわば「出口」――つまり、『TIME』というアルバムの結論として“パレード”がある――であるのに対して、…
KANA-BOON『Origin』全曲カウントダウンレビュー(12)「Origin」
考えてみたら、KANA-BOONのアルバムにタイトルトラックが入るのは初めてである。前の“スタンドバイミー”がアルバムのテーマを象徴する「入口」の曲だとしたら、この“Origin”はアルバムの結論として鳴り響く「出口」の曲だ。アルバムのかたちとしては“スタンドバイミー”で終わっても充分成立する作品…

2/29発売の「ROCKIN'ON JAPAN」はKANA-BOON初の表紙巻頭です!
全員インタヴューと個別インタヴュー第3弾=鮪編でがっつりKANA-BOONの今に迫っております。
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