「珍しく、ラブソングです」とアナウンスされていた新曲。DJ LOVEがどどんとフィーチャーされた期間限定広告も話題になったが、『JR SKISKI』のCMソングと言えば、90年代から大ヒット曲の指定席みたいなものだ。広…
『AM』『MGMT』と、自身の名前を付けた作品で真剣勝負したアーティストが目立った2013年だが、ウォーペイントの約3年ぶりとなる2枚目もずばりセルフタイトル。どうやら、それはステラ(Dr)が加入したことによって…
メンバーチェンジ後初となる、ラスベガスのニューシングル。表題曲は“Rave-up Tonight”というタイトルからイメージするとおり、マッシヴなビートとシンセサイザーで問答無用にアゲまくるハイパーなダンスチュー…
2014年は、CDデビュー5周年、現メンバーでの活動でも5周年を迎えるOKAMOTO'S。この最新アルバムも5作目。ということで、Let It Beならぬ『Let It V(レット・イット・ヴィー)』と題し、5づくしのアニバーサリー・…
結成15周年を迎えた2013年。数々のイベント出演や草の根ツアーのライヴ生活は変わらずだが、出身地である大阪・堺市を盛り上げ、恩返しをしようとTHE→CHINA WIFE MOTORSとともに、音楽以外のカルチャーや市も巻き…
これは恐ろしい双子デュオの登場……! パズル、エンジョイというソロ・プロジェクトで膨大な数の音源を発表しておりローファイ・インディ好きには少し知られた存在だったワイアットとフレッチャーによるバンドで…
もしサカナクションが海外のバンドなら1年の間に、『sakanaction』ほどの力作・大作を作り、セールス面で結果を残し、長いツアーもこなし、大会場でのリアル・サラウンド・ライヴなんて大実験を成功させ、世界最高…
アイスランドのシガー・ロス、カナダのゴッドスピード・ユー!ブラック・エンペラー、日本のMONOらに先駆け、「ヘヴィかつディープ、でもどこか爽快でポップな面もあるインストゥルメンタル・(パートが最も印象的…
サウンドの志向性こそ異なるものの、『FREEDOM』も『MIXTURE』もDragon Ashの「ミクスチャーロックバンドとしての存在証明」を高々と掲げる作品だった。が、3年ぶりの新作アルバムとなる今作『THE FACES』は紛れも…
ニール・ヤングのライヴ・アーカイヴ・シリーズの一巻となる作品で、70年11月末から12月にかけてワシントンDCのクラブで6公演行われたソロ・アコースティック・ライヴの音源をまとめたもの。時期的には『アフター…
キラキラとした明るい雰囲気のサウンドを溢れ返らせている“イチ、ニッ、サンでジャンプ”。金廣真悟(Vo・G)のソングライティングの切れ味が半端ではない。曲が展開するにしたがって「1・2・3・4……」と、少し…
日本未デビューながら、とことん陽性のサウンドとチャーミングなキャラクターで、サマソニのステージに大勢の観客を呼び寄せたLA発ライアン&セブの2人によるキャピタル・シティーズが満を持して日本デビュー。こ…
年末になると、世間の慌ただしさに心がついていかなくて、ひとりだけ置いていかれたような気分になる。世界は新しくなろうとしているのに、変わりたくない自分がいるような。メジャーデビュー15周年記念ボックスの…
90年代には「低音を轟かせ郊外を走るヤン車」を駆る者あたりが好むイケイケ音楽マイアミ・ベースなどを指す言葉だったベース・ミュージックというターム。最近のクラブ界隈では、より「文化的」な「ジャングル/ド…
デビュー10周年アニヴァーサリーBOX『10-TEN-』の購入者を対象に行われたプレミアム・ライヴを収録したライヴ・アルバム。ジャズ・コンボにストリングスを加えたような、つまり普段の吉井和哉のライヴとはまったく…
ボストンの実に11年ぶりとなる新作だが、前作から復帰を果たしていたオリジナル・ヴォーカルのブラッド・デルプが07年に他界したということを受けて、ブラッドへのトリビュート的な意味合いも相当に含んだ内容とな…
67公演に及ぶ全国ツアーの模様を収録したライヴ盤である。映像なしの音だけであっても、彼らのステージでの躍動やエネルギーが生々しく伝わってくる。ビデオが登場する前はこうして音だけを聴いてあれこれ想像を逞…
アーケイド・ファイアからテイラー・スウィフトまで豪華アーティスト陣が楽曲を提供し全米1位を獲った前作も凄かったが、コールドプレイからクリスティーナ・アギレラ、ザ・ナショナルからロードまで参加したこの…
エレカシの曲を歌う人を見ると、厳粛な気持ちになる。先日の『FNS歌謡祭』での木村拓哉もそうだった。特段好きな歌い手ではないのに、その歌声には襟を正したような張り詰めた雰囲気があり、思わず引き込まれてし…
ちょうど1年前に出た『トゥルーアント』に続く3曲入りシングルで、2曲は10分を超える大作という、言ってみれば『アントゥルー』(2007)以降のブリアルの標準的なスタイルである。アルバムを出さず、長尺の楽曲を…
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