いきなり発表された新録EPである。rockin'on 2015年1月号で彼が語っていた「ミディのパイプ・オルガンを4台とディスクラビアの制御システム付きのピアノとコンピューター操作式のパーカッション」という新しい機材…
アルカの新作は、以前から親交があったというアパレル・ブランド=HOOD BY AIRのために書き下ろされたトラック集。1月のファッション・ショーで発表された後にフリーDLリリースされた。11トラック分のタイトルも公…
昨年末12月31日に更新された中野のブログで、川島が4度目の脳腫瘍を再発、一時は余命宣告を受けるも治療法が見つかり、腫瘍の拡大を防ぐことに成功したことが明かされた。この約2年ぶりのニューアルバムは、その病…
高速BPMや4つ打ちなど、バンドにとって新たなサウンドに挑戦したミニアルバム『あの娘のメルアド予想する』から約8ヵ月。盟友・有馬和樹(おとぎ話)との共同プロデュースによる本作は、バンドの核が顕になってい…
ブルーハーツ結成30周年を記念してのベスト盤で、公式ツイッターでファンから募集した人気曲を中心とした36曲を収録。ジュンスカの寺岡呼人がプロデュースしたトリビュート盤や、初DVD化を含む貴重映像を同梱した…
「リベンジ」と位置づけられた昨年の2度目の武道館にて。光村龍哉は満員の客席に向かって、「NICOは良い曲たくさんあるんです」と、実に誇らしげに口にした。それはNICOの作品を聴く度に、当たり前の事実として実…
本作を何かに喩えるならば「絵巻物」だろうか。視覚に収まり切る紙やキャンバスなどに描かれた絵画ではなく、広がり続けるヴィジュアルを目で追っている内に物語へと引き込まれてしまう絵巻物。SEを含む全9曲が届…
「僕らが作った音楽が持っている使命が、すげえでかいっていうのが最近わかって。その音楽に、僕たちもすごく助けられてるし。(中略)だけどね、ついていくのがやっとなんだよね。もう、怖いことばっかだし」………
傑作アルバム『MANTLE』、そして11月のメジャー初シングル『Oh Yeah!!!!!!!』と、確信のハンドメイド・パレードで邁進するCzecho No Republic。そこから間を置かず2015年最初のリリースとして放たれるのは、タカハ…
昨年の8月、サポートベーシストだった後鳥亮介が正式メンバーとなり、そしてつい先日、約5年間にわたってドラマーであったオオタユウスケの脱退が明かされた。その2つの出来事の間で4つのピースが完璧に揃った時に…
TVアニメ『デュラララ!!×2 承』のオープニング曲となる “HEADHUNT”を収録したニューシングル。RIP SLYMEや東京スカパラダイスオーケストラら豪華ゲスト参加で話題となった最新コラボ・アルバム『VXV』以来とな…
再結成してからの1発目、前作の『セイヴ・ロックンロール~』も楽しいアルバムだったが、さらにロック/パンクのしきたりをシカトして、ポップスというよりメインストリーム・ヒップホップの手法を好き勝手に取り…
昨年の5月にフランク・シナトラの“寂しい私(Full Moon and Empty Arms)”のカヴァー音源をネットで公開したボブ・ディランだが、その新作の全貌がようやく明らかになった。蓋を開けてみるとこれが全曲フランク…
初のカヴァー・アルバム『ヨシー・ファンクJr.〜此レガ原点!!〜』を経て吉井和哉、THE YELLOW MONKEYでメジャー・デビューを飾ったTRIADレーベルへ実に18年ぶりに正式移籍! ……ではあるのだが、その移籍第一弾シ…
不動の4人で25周年街道をひた走り、ファンは言わずもがな、先のトリビュート・アルバムや1月にスケジュールされたトリビュート・パーティと、同業者からも絶大な信頼とリスペクトを寄せられるフラカンの、約2年振…
いわゆるシティポップの系譜にあるバンド/アーティストが増えているが、これを一過性の潮流にしてしまうのはあまりにもったいないし、当事者たちはナチュラルに「そろそろ本当に耳が豊潤に喜ぶサウンドと歌でリス…
EP『TIMELESS ROOKIE』でメジャー・デビューし、BLUE ENCOUNT史上最大規模のツアーのチケットは即日ソールドアウト。ライヴを通じて掴んできたインディーズ時代からのファンと、新たなファンを引き連れて驀進する…
ここ昨今パンク系のライヴに行くと、ライヴそのもののエンターテインメント性が命だ!と言わんばかりの気迫で、目の眩むような昂ぶりを湧き起こす次世代バンドに出くわすことが増えてきた。そんな現場で、今めきめ…
行き着いた。キャリア18年目、13枚目のフルアルバム。完璧な成熟の証明だ。 “光について”を代表とする、青く混沌とした初期。“少年”などに象徴される、自身の痛みを密かにさらけ出した生々しい中期。そして田…
音楽を鳴らし歌うという行為が、世界に確かな変化を加えてゆくのだという自覚。それが漢字4文字の鋭いフレーズと化したアルバム・タイトルがまず素晴らしい。全国流通のリリースとしては2年振り(シングル『優しい…
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