11月27日には、「LIVE THE LIFE I LOVE TOUR 2011」のファイナル公演で日本武道館のステージに立つ、THE BAWDIES。今作はその記念盤とも言えるシングル。プリミティヴなエネルギーとモダンなビートがあわさって爆…
BUMP OF CHICKENの音楽が気づかせてくれるのはいつだって、僕らの情熱と意識しだいで「今、ここ」の現実こそが最大最強のファンタジーの舞台になる、ということだ。「ファンタジーやお伽噺にリアリティと説得力を…
5年前、スパンク・ロックの登場はふたつの意味で衝撃的だった。ひとつはゲットー由来のベース・ミュージックの爆発力が、いつの時代にも有効だと改めて証明したこと。もうひとつはM.I.A.やディプロなどと同時多発…
“Alright!!”や“Beep!!”級にハイテンションな響きを持つ曲名にひるんだ隙に、重くうねるパンチがじっくりとボディをえぐる。3rdアルバム『Mind Travel』で、従来の強さの中からオーガニックな温度感を引き出す…
これはすごい。「ゴスでエモーショナルなエイミーの麗しのヴォーカリゼーション+身体を底から震わせるヘヴィ・ロック」という構造は1st『フォールン』の黄金律を継承しながらも、前作『オープン・ドア』以降5年ぶ…
M83が転機を迎えたのは05年の3rd『ビフォアー~』。相方が辞めてアンソニーのソロになったというのが大きいが、音楽性のスケールが大きく変わった。初期のエレクトロ・シューゲイズな作風から、大作志向とも取れる…
デビューシングル “ミッシングリンク”がアニメ『TIGER&BUNNY』のOP曲になり、その名を広めつつある愛知出身のニューカマー、NOVELS。結成4年目を迎える彼らはすでにインディーズで3枚のシングルと2枚のアルバム…
ノエルというと、ソングライターとしての才能に光が当たることが多いわけだが、オアシス、特に後期においては、そのプロデュース力/マネジメント力という点でも彼の貢献は絶大だった。最高のファースト・アルバム…
一ヶ月にわたってニューヨークに滞在して制作されたサードアルバム。やたら抜けが良い! 前作『We Love Telephones!!!』は、1曲ごとに音楽的なアイディアが詰め込まれ、音がごった返した傑作だった。完全体・the…
人として女性としての幸せを得たことで、アーティストとしてどうありたいかが明確になったのだろう。例えば母性がそのまま歌になるタイプの女性シンガーもいるが、木村カエラはそうでなくオンとオフをセパレートす…
インディ・ポップにおいてフィル・スペクター/60sガール・グループというのは合言葉のひとつであり続けてきたが、このカルツはそのサウンドを軸としつつも非常に今らしいリアリティを備えたバンド。女子ヴォーカ…
初めはもっと「引用型」のバンドだと思っていた。インディーズ時代の作品を初めて聴いた時、彼らのロック偏差値の高さに驚いたのは事実だけど、一方で、このMAN WITH A MISSION(以下、MWAM)は、その多様な引き出…
数年前に海外でのコンサートを休止すると発表したブロンディ。新作はもう期待できないのかな、とか勝手に思っていたので、本作は嬉しい知らせだった。もっとも、2008年には『恋の平行線』のリリース30周年を祝う大…
《十年先、灯す明かりのために oh baby/いま明日へとむかうの/あなたにも来て欲しい/Come a.live》。タイトル曲の最後のセンテンスを、YUIはそう結んでいる。間違いなく、2011年にしか生まれない歌である。「al…
ポップ・パンク界のアニキニュー・ファウンド・グローリー、実に7枚目のアルバムである。10年以上前、エモ/パンク・シーンの勢いに乗ってマイアミから登場し、アグレッシヴなギター・ワーク、クリーンで突き抜け…
スクービードゥーと言えばソウルフルなロックンロール、と相場が決まっているのだが、そのレールに乗って突っ走るだけじゃねえぞ、という心意気がこの新作には溢れている。 前作『何度も恋をする』で、少しそれ…
バンドの20年を綴った映画『パール・ジャム20』のサントラ盤で、レアなライヴ音源や未発表デモ曲など全29曲を収録した2枚組。ここまで書くのに「!」を入れるのを何度も我慢したくらい豪華な内容だが、過去20年の…
メンバー全員がすべての退路を断ってステージに立っている。だから後を振り返らない。脇目を振らない。アイコンタクトも必要ない。迷わずまっすぐ突き進むのみ。それを今のONE OK ROCKほど完遂しているバンドはい…
全8曲中、7曲の歌に《僕》と《君》が登場するのだが、《君》の存在があまりにも透明すぎる。《君》は、腕に傷を作ったり、泣きわめいたり、死んだりするのだが、その《君》が、果たして何者であるのか、断片すらも…
マルーン5の最新作『ハンズ・オール・オーヴァー』は彼らの過去作と比較するとよりバンド志向の強い野心作だったわけだが、そうであってもなおメインストリームど真ん中を占拠するポップ魂は揺るがないという、彼…
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