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SKY STAGE 13:45

遠藤賢司と響演再び! いざ、狂騒の異次元へ

ゴールデンボンバーに続いてSKY STAGEに登場したのは、稀代のパンクコントバンド=グループ魂! 「夜の平均体重底上げ大臣」こと港カヲル(46歳)の「幕張のおっぱい元気?」コールに続いて、「幕張! ゴールデンウィーク!」の破壊(vocal)のシャウトから爆裂ロックンロール“モテる努力をしないでモテたい節”へ突入、一面のOiコールや《モテる努力を しないでモテたい》コール&レスポンスを巻き起こす! さらに間髪入れず“ウィリアム・カウパー”“彦摩呂”を連射、ビーチの熱気をじりじりと高めていく。
「決まったな! やっと決まったな……東京五輪のエンブレム!」という破壊の言葉をきっかけに目まぐるしいネタの応酬を繰り広げたところで、ギャル姿にチェンジした港カヲルがさかなクン帽子をメンバーに配ると、暴動(guitar)のカッティングがクール&ファンキーに響く“さかなクン”へ。さらに、港カヲルの「エンケンが来るぞー!」の声とバンド一丸の“エンケンがやってくる”演奏をバックに、上下純白の衣装をまとったジャパニーズ・レジェンド=元祖・純音楽家・遠藤賢司がオンステージ! グループ魂が一時退場、エンケンがたったひとりアコギとブルースハープで響かせた“夜汽車のブルース”の凄味に、幕張の浜辺の風景は一気に紅蓮のロック爆心地へと塗り替わる。



“君にジュースを買ってあげる♥”からはグループ魂×遠藤賢司編成で怒濤の爆演! 「エンケンさん、何のジュースが好きなんですか?」の破壊の問いに、エンケンが「♪渡辺のジュースの素です もう一杯~」 と時代を感じさせる答えを返す場面からも、JAPAN JAM 2013以来となる共演を7人+1人が全身で楽しんでいることが窺える。最後はエレクトリックスタイルのエンケン絶唱を中心に、名曲“不滅の男”炸裂! 不屈の魂とロックとユーモアが融け合う、珠玉のひとときだった。(高橋智樹)


このフェスの模様を「ROCKIN’ON JAPAN 7月号(5/30発売)」にてレポートします。お楽しみに!

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