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SKY STAGE 12:15

生バンドと共に炸裂。6人の魅力がキラリ!

スタンバイしたバックバンド「でんでんバンド」を出迎える歓声から、すでにものすごい。そして、彼らによる“GOGO DEMPA”の演奏の後、古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音が登場。“NEO JAPONISM”がスタートした。メンバーたちがステージ上を左右に勢いよく移動しながら踊ると、フィールドのお客さんたちも一斉に左右にグラグラ揺らぐ。なんという盛り上がり! 続いて、大合唱を誘った“ちゅるりちゅるりら”、色とりどりのタオルがフィールド全面で回転した“おつかれサマー!”……大興奮に次ぐ大興奮の序盤となった。

“くちづけキボンヌ”がしっとりと歌い上げられ、先程まで火照りまくっていた皆の身体が程よく落ち着いたところで迎えたインターバル。「後ろの方、見えてます? こっちからも見えてます!」「絶景の海ですよ!」「これはもう夏だよ。夏フェス、今日がスタート的な感じで」……メンバーたちによる賑やかなMCを挟んで後半戦へ。「でんぱ組.inc史上、最高BPMを誇る曲を。かっ飛ばして参ります!」と煽ってスタートした“破!to the Future”は、全力でパフォーマンスするメンバーたちの心底楽しそうな姿が印象的だった。
“Future Diver”も明るいダンス、コール、発汗、笑顔の嵐となり、いよいよラストの曲。「夏、苦手だから不安~」「ちゃんとリボンふれるかなあ~?」「みんながいるから大丈夫。仲間だもん!」「そろそろ最後の曲始まるぅ~」……お馴染みのユルユルしたやりとりを経て始まった“でんでんぱっしょん”。6人が振り回す6色のリボンの魔法にかかるかのように、あの場にいた全ての人が夢中になって興奮を露わにしていた。誰も彼もが、まるで超常現象のような完全燃焼ぶり。ロックフェスもでんぱ組.incのホームグラウンドとなっていることを改めて実感する最高のステージだった。(田中大)

このフェスの模様を「ROCKIN’ON JAPAN 7月号(5/30発売)」にてレポートします。お楽しみに!

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