
「JAPAN JAM、開催いたします」。山中拓也(Vo/Gt)の宣言にオーディエンスが沸き、“起死回生STORY”へ。中西雅哉(Dr)の刻むタイトなビートを背中に受けて、鈴木重伸(Gt)、あきらかにあきら(Ba/Cho)、そして山中のフロント3人は、ステージ先端へと勢いよく飛び出して、暴れまくる。アクロバティックなステージングとそこから生み出される刺激的なサウンドと、大合唱とハンドクラップの嵐を巻き起こす歌の強さとエネルギーとがオーラルの魅力。それをマックスで魅せるステージだ。

ジャンプし腕を振り上げ、ヘッドバンギングをし、オーディエンスが我を忘れて声を嗄らして叫び続け、最後はその集大成と言える“狂乱 Hey Kids!!”でSEASIDE STAGEを爆発させた。猛烈に熱いライヴに拍手喝さいが送られた。(吉羽さおり)


このフェスの模様を「ROCKIN’ON JAPAN 7月号(5/30発売)」にてレポートします。お楽しみに!