現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号「SCENE SPECIAL!」にONE OK ROCKが登場!自分がこの1年半とかで見てきた景色、ロック以外に当てはまらない。
だから確信を持って今、ロックに向き合ってるって感じ
疾風怒濤の新曲“Renegades”、そして全開のロックモードをTakaが遂に語った!
インタビュー=徳山弘基
今この瞬間、この時代に、僕たちにはONE OK ROCKのロックが絶対に必要だ。心の底からそう思わせてくれる最強の新曲が先日リリースされた“Renegades”である。イントロで奏でられるシンフォニックな音色は、どちらかと言えば挨拶代わりのジャブで、そこから一気に放たれるロックサウンドの応酬に、思わず快哉を叫んだファンも多いだろう。ずしりと重い攻撃的なビートと、どこかラギッドなギターの音飾、そして強靭さを増したTakaのボーカルは、「反逆者」という曲タイトルのイメージとも完璧にマッチしている。映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の主題歌であり、あのエド・シーランとの共作でもあるなど、話題性にも事欠かない今回のシングルであるが、再びONE OK ROCKがこのロックフィールドに戻ってきてくれたことが何よりも嬉しいし、頼もしい。
全世界的なパンデミックは、すべてのバンドをフリーズさせ、もちろんONE OK ROCKもその例外ではなかった。2020年の国内・海外ツアーは延期となり、当初予定していた制作スケジュールも軌道修正を余儀なくされた。そんな苦境の中からバンドはいかにして這い上がり、そして「反逆者」としてのスピリットを取り戻したのか。先日rockinon.comで公開したTakaのインタビューをさらに拡大し、今回は完全版で彼の言葉を届けます。(徳山弘基)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年6月号より抜粋)