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COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート



年明け1/23に、新作『TRIPLANE SINGLES 04-12』のリリースを控えた札幌出身のTRIPLANEがMOON STAGEに登場! 広田周(Dr)のロックな4つ打ちキックと川村健司(G)の鋭いギター・フレーズが繰り出され、初っ端から江畑兵衛(Vo/G)の熱く伸びやかな歌声が溢れ出す“パノラマセカイ”からパフォーマンスをスタート。目の前に広がる世界が大きければ大きいほど音が力強くなるといった印象の、バンドのがっちりしたアンサンブルが頼もしい。「あらためまして、北海道・札幌出身のTRIPLANEといいます! 一緒に盛り上がる準備は出来てるかい? 最後までよろしくー!」と江畑が告げ、エモーショナルなメロディラインと歌詞が集まったオーディエンスを繋ぎとめ昂ぶらせる“アイコトバ”、そしてキラキラと美しいサウンドに彩られながら武田和也(B)が後半にかけてダンサブルに高揚してゆくバンド・グルーヴを牽引してゆく“Greendays”と、磐石のパフォーマンスを駆け抜けてゆく。

「今日はみなさんにお礼を言いたくて。僕ら初出場なんですけど、実はTRIPLANE、今年で結成10周年で。そして(『COUNTDOWN JAPAN 12/13』のバックドロップを振り返りながら)10thアニヴァーサリーですよ! こんなことありますか!? MOON STAGEを選んでくれたみなさん、ありがとう!」と今度は目下の最新シングル“ドリームメイカー”に突入。未来を力技でこじ開けてゆくようなエネルギーに満ちた、華々しいロック・ナンバーだ。「みんな超あったかいね。北海道弁で《超》のこと《なまら》って言うんだけど、COUNTDOWN JAPANってことで、今日はちょっとよそ行きな感じで言いました。みんな、なまらあったかいわー! 最高ってこういうことを言うんだろうな!」とあからさまに興奮気味の江畑である。ここで最後に披露される“イチバンボシ”について、歌詞に合わせて人差し指を掲げる盛り上がり方をレクチャーし、万難を排したところに楽曲を投下。レクチャーされたポーズどころか、終始フロア一面にハンド・クラップが打ち鳴らされっぱなしの、素晴らしい盛り上がりであった。お見事!(小池宏和)