開演早々“WONDERFUL WORLD”で炸裂する目映いアンサンブル＆TGMXの熱唱に、フロア一面クラップの嵐！ FRONTIER BACKYARDが弾むようなサウンドとビートでCOSMO STAGEをがっつり揺らしにやってきた！ TGMX／KENZI／福田"TDC"忠章の3人に、古川"TA-1"太一、そしてついさっきまでASTRO ARENAでDJをやっていたチャーベくんこと松田岳二をサポートに迎えた鉄壁の布陣でこの日のステージに臨んだFBY。「持ち時間があまりございませんので、どんどんいきましょうか！」と軽いメンバー紹介を挟んで「初めて観た人も、FRONTIER BACKYARDを楽しんで帰ってください！」と“TRACE NONE”でオーディエンスをジャンプ＆ダンスの熱狂空間へ叩き込み、“Putting On BGMs”でCOSMO STAGE一面のハンドウェーブを描き出してみせる。むせ返るような高揚感と熱気の中、純度100％の歓喜そのもののようなサウンドと歌が、会場を隅々まではちきれんばかりの笑顔で満たしていく。
“hope”で「Put your TOWEL up！」とTGMXが呼びかければ、満員のフロアが一大タオル風力発電所状態に！ FBYフラッグを高々と掲げながら「希望を持って生きてますか！」「大きな声で歌うと、気持ちよくなれるらしいですよ！」と呼びかけるTGMXの声ととともに、チャーベくん＆TGMXが2MC状態で熱く歌い上げれば、COSMOの温度はさらに高まっていく。「見切り発車しちゃうけど、来年はアルバムを出す！ 全国ツアーに行く！ ただ……曲がない！(笑)。でも絶対出す！」というTGMXの言葉に、期待感に満ちた熱い拍手と歓声が広がっていく。最後に鳴らしたのは“POP OF D”。多幸感そのもののような眩しいメロディと♪ラララ、ララララ～のフロア一丸の大合唱が、この場に集まったすべてのオーディエンスの心と身体を満たしていく。「また来年、みんな元気で会いましょう！」と上気した顔で叫ぶTGMXの声が、熱い余韻と一体になって、最高の充実感を与えてくれる。ありがとうFBY！（高橋智樹）
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