始まる前からオーディエンスのヤル気はムンムン！ バンドのメンバーがスタンバイしてセッションを始めると、トレンチコートにハット＆サングラスでスタイリッシュにキメたLOW IQ 01が登場！ １曲目の“RULES”で最初はクールに歌い始めるも、徐々に熱気を増していき……曲の後半で大爆発！ コートを脱いだイッチャンが飛び跳ねる！ 「あ・ば・れ・ろー！」の合図で始まった“LITTLE GIANT”ではオーディエンスいっぱいのハンズクラップの波が輝き、サックスの音色がビートに乗り、甘酸っぱいメロディが炸裂。イッソン（HUSKING BEE／磯部正文）の登場で一緒に歌うと更に盛り上がる！ そして、お次の“Swear”では白いギターを弾きながら歌い、ダイナミックなバンド・サウンドでオーディエンスと共に、大きなうねりをGALAXY STAGEに生み出した。こうなればもう、最高の遊び場。みんなのでっかい歌声が響き渡る。続く“WAY IT IS”でも誰もが笑顔にならずにはいられないお祭り騒ぎに。まるで魔法仕掛けのパフォーマンスだ。
「今日のフロンティア、ハスキン、最高だった？ ロットンは？」と観客に尋ねる。そして「１月11日にワンマンやります！是非遊びに来てください」と告知した後は“So Easy”で場内が完全ハッピーモード。それでもまだまだ！と言わんばかりに客席を煽ると“T・O・A・S・T”へ。タフでポジティヴなサウンドの中で自在に動き回って歌うLOW IQ 01。底なしのエネルギーは限界知らずで、情熱的な“a room with a view”、大合唱が起こった“MAKIN' MAGIC”、ホーン・セクションがトロピカルにテンションを上げたラストの“FIREWORKS”まで、盛り上げ続けた。「俺、音楽やってて良かった、じゃあね！」という言葉を残してステージを去った彼。みんなもこの場にいれた喜びでいっぱいだったことだろう。（上野三樹）
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