昨日はRIP SLYMEとしてEARTH STAGEのトリを飾ったPESが、今日はソロでMOON STAGEに登場! DJをバックに現れると、ギターを抱えて「COUNTDOWN JAPAN、調子はどうですか?」とSAY HO~のコール&レスポンスから、1曲目の“素敵なこと”へ。あったかい歌声が、あっという間にMOON STAGEに浸透していく。そして、「もう結構疲れている、そういう人たちに効果テキメンなまったりとしたライヴを繰り広げていこうかと思います。わたくし、昨日はRIP SLYMEというグループで参加させて頂きまして、YEAH YEAH、YO YOを駆使しましたが(笑)、今回はソロプロジェクトで賑やかしにきました」と、ユル~く、彼のソロのスタンスがわかるようなご挨拶。さらに、「子供の頃からの夢だったCOUNTDOWN JAPANに立てて嬉しいです」なーんて言ってみたり、曲紹介も「冬にぴったりな、夏の曲、いってみましょー!」と“シーサイドラバーズ”に突入するなど、翻弄しまくり。それでいて、すかさず曲中で「まったりって言っても、デカイ声を聞かせてもらえますか?」と、コール&レスポンスを求めるあたりがニクい。ソロの曲を知らない人も、こういうやり方には引き込まれてしまったはず。
そして、「クラブとかでやる時にはこういう形で、ソロツアーの時はバンドでやったり、いろんな形で音楽やらせてもらっているので、よかったらチェックしてみて下さい」と呼び掛け、「言うても、僕もラッパーなので、ちょっとラップしたいと思うんですけど」と、Tarantula(スポンテニア)を呼び込んで、“パーティはどこだ!”を披露。二人でステージを右に左に煽る姿は、流石に迫力がある。その後は、「写真撮ってもいいですか?」と、DJに自分とオーディエンスの写真を撮ってもらう……って、自由過ぎるでしょ! 最後は「ラストチューンと言うことで、後でみなさん向こうで一緒に飲みましょうー!」と言い、“女神のKISS”へ。フロアいっぱいに手を挙げさせて、大団円となった。ほんと愛せちゃうなあ、このキャラクター。MOON STAGEにいた全ての人が、そう思ったに違いない。(高橋美穂)
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