ラブソング、青春賛歌、応援歌から、遊び心たっぷりのダンスナンバーまで、これまでゆずは様々なテーマで楽曲を作り続けてきた。そんなゆずの楽曲のなかでも、とりわけ「命」を扱った楽曲には、力強い生命力が漲り…
結成10周年の昨年、初の武道館公演を成功させたNCISのニューシングルは、新たに設立した自主レーベル〈Silver Sun Records〉からの第1弾となる。カップリングは2013年のアルバム『REVOLT』収録曲“Bog”のリメイク…
山村隆太(Vo)が歌唱時機能性発声障害の治療に専念するため、2017年12月から活動休止期間に入ったflumpool。今年の1月に活動を再開した彼らの新曲“HELP”は、山村が抱いたに違いない葛藤が生々しく反映されてい…
作品ごとにくるくると戦い方を変えるlukiのディスコグラフィーは実におもしろい。言い換えれば、lukiは表現スタイルを切り替えても常に戦い続けているということだ。昨年リリースのフルアルバム『ACTRESS』は、モ…
椎名林檎自身もオフィシャルライナーノーツで「全ての収録曲は唄い手を含む演奏家への当て書きのつもり」と語っている通り、宮本浩次/櫻井敦司/トータス松本/向井秀徳/浮雲/ヒイズミマサユ機やツアーバンド=…
身を削る痛みよりも、命の輝きを放出する至福の2日間であった。以前のMY FIRST STORYは触れると壊れそうな繊細な感情表現が目に付いたけれど、今は断じて違う。昨年7月から行われていた「S・S・S TOUR 2018」ツア…
全27曲67分のサイケデリックでコズミックな内面への旅。これがデビュー以来13年で急激に進化してきたフライローの鮮やかな現在形だ。 フライング・ロータスことスティーヴン・エリソンの、4年7ヶ月ぶりの通算6作…
今年結成10周年を迎えるパスピエにとって、約2年ぶりのフルアルバムとなる『more humor』。「モアユーモア」と読むタイトルは、言葉遊びにも思えるリズミカルできれいな音感が気持ちいいし、ユーモラスでポップな…
昨年末からのツアー『Penguin Go a Road 2018-19「WILDに行こうぜ!」』を成功のうちに終えたPENGUIN RESEARCH。彼らの約8ヶ月ぶりのシングルは、TVアニメ『ゾイドワイルド』の第4クールOPテーマ。同じく『ゾイド…
ミニアルバム『HEROES』やシングル『DREAMIN’』を通して、ko-hey(G・Cho)加入後のハイパー&メタリックなパンク極限進化感を体現してきたNAMBA69の、約4年5ヶ月ぶりとなる2ndフルアルバム。難波&ko-heyによる…
一昨年の『スリープ・ウェル・ビースト』は個人的年間ベスト10に楽勝で入る傑作だったが、日本ではもうひとつ伸び悩んでいる。なぜ届かないのか。確かにアーティスト写真を見てると、このオッサンたちがこれほど…
昨年リリースした6作目『マローダー』、そして来日時披露した『ターン・オン・ザ・ブライト・ライツ』の再現ライブを経て、インターポールは再びフレッシュな音を鳴らそうとしている。デビュー時に鮮烈な印象とと…
日本語ロックンロールの若き新鋭として地元・大分を飛び出し、昨年メジャーシーンへ。そしてなお青い衝動をぶちまけて混じりけのないロマンを叫び、その意志が本物であることを証明したSIX LOUNGE。新しい音源を待…
セックス・ドラッグ・ロックンロールを誇張抜きで体現してきた「世界で最も悪名高いバンド」モトリー・クルーの光も影も高純度凝縮した、Netflixオリジナル映画『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』のサウンドト…
原始的と言えるほどのまっすぐな熱さと、2019年らしい知性や感性が、見事に同居している。今の時代にロックの可能性を指し示してくれる1stアルバム。バンド名や覆面というスタイルから、戦略的とかひねくれている…
メジャーデビュー曲でフジテレビ系ドラマ『コンフィデンスマンJP』の主題歌だった“ノーダウト”は、Official髭男dismが多くの人々に知られるステップボードとなった。新曲“Pretender”は、同ドラマの映画版の主…
最もグッとくる展開を作るためにはメロディをどのように進めればいいか。それに対してどのように言葉を当てはめるべきか。バンドサウンドはどうアプローチするべきか。それらの選択が毎回的確で、しかもそこに気負…
昨年末から始まった旧作品の最新リマスター音源によるリイシュー・シリーズの、第2弾リリース分4枚のうちのひとつ。英国ヘヴィ・メタルを牽引する新世代の旗手として登場したこのバンドが、母国やここ日本で成功…
前作『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』から実に6年もの歳月を経て、ついに完成したニュー・アルバムである。ちなみにバンドが『Mitsubishi Macchiato』と仮題された新作の制作をスタートしたのが2016…
今年3月にユニバーサルミュージックへの移籍を発表したKEYTALKの移籍第一弾シングル。ひと際垢抜けた最新のアーティスト写真からも、ここから何かが変わりそうな予感をひしひしと感じていたが、今作の表題曲“BUBB…
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