【JAPAN最新号】菅田将暉、歌い手としての2019/2020/2021、そして名曲“ラストシーン”の誕生

【JAPAN最新号】菅田将暉、歌い手としての2019/2020/2021、そして名曲“ラストシーン”の誕生

今は当たり前のことがいちばんムズいから、メッセージはシンプルでいいんじゃないかな

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』1月号に菅田将暉が登場!

歌い手としての2019/2020/2021
そして名曲“ラストシーン”の誕生

インタビュー=古河晋 撮影=澁谷征司


菅田将暉の歌のすごさは、大きくふたつある。ひとつは今回のニューシングル『ラストシーン』のカップリング曲“ギターウサギ”に象徴される、自分にとっては当たり前の日常の時間をありのままの息づかいで感じさせる「距離のなさ」である。ポップシーンの中では隅っこに位置付けられるような手触りだけど、バイオリズムが合うと間違いなく「自分の歌」だと思える、そんな力を菅田将暉の歌は持っている。そして、もうひとつは表題曲“ラストシーン”に象徴される、なんの躊躇もなく「今、歌うべきこと」というステージの真ん中にスッと立ってしまう、覚悟に満ちた「許容力」である。この力によって菅田将暉の歌は、まだそんなに長くはないキャリアの中で、多くの、誰もが口ずさみたくなるヒット曲を生んできた。「作詞・作曲:石崎ひゅーい」「編曲:トオミヨウ」という座組みでこれまでも“さよならエレジー”“虹”という代表曲が誕生したが、この“ラストシーン”はセカンドアルバム『LOVE』以降、2019/2020/2021年という大きく揺れ動いた季節を過ごした菅田将暉が、なんの躊躇もなく「今」というステージの真ん中に立って歌う「今、歌うべき歌」に他ならない。(古河晋)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年1月号より抜粋)



  • 【JAPAN最新号】菅田将暉、歌い手としての2019/2020/2021、そして名曲“ラストシーン”の誕生 - 『ROCKIN’ON JAPAN』2022年1月号

    『ROCKIN’ON JAPAN』2022年1月号

  • 【JAPAN最新号】菅田将暉、歌い手としての2019/2020/2021、そして名曲“ラストシーン”の誕生 - 別冊 クリープハイプ

    別冊 クリープハイプ

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