「最高の忘年会＆新年会にするぞー！ 全員、突撃！」と諸葛孔明軍師、もとい、やついいちろうが羽毛扇で2013年を指し示す。ここASTORO ARENAで最高の年越しを迎えるべく、フロアにみっちり集まったオーディエンスの熱気は尋常じゃない。「みんなの大好きな曲をかけていくぞー！」とandymoriの“クラブナイト”を合図に、狂喜乱舞のDJタイムが幕を開ける。
「いくぞ！ 紅白をぶっ飛ばせ！」とAKB48からももいろクローバーZを連続し、さらにB'zの“ultra soul”へと繋ぐと、アリーナの天井を突き抜けんばかりの巨大な「ハイ！」が巻き起こる。「COUNTDOWN JAPANにカップルで来なかった奴。そんなお前らに、来年モテ期が来ますように！ みんなにモテ期の風よ、吹け！」とフジファブリック“夜明けのBEAT”をかければ、フロアの歓喜は最高潮。やつい軍師、怒涛の攻勢である。
CHAGE and ASKAの“YAH YAH YAH”を散々「ヤー、ヤー、ヤー、ヤー、やつい?」と歌い、「絶対来てくれないと思ってたけど来てくれました、長渕剛さんです！」と長渕剛に扮したマキタスポーツを呼び込み、ASTORO ARENAを爆笑に包む。レミオロメンの“粉雪”では、本当にフロアに粉雪が舞い降り、ASTORO ARENAは大歓声＆大合唱。その後、マキタスポーツと「なんだっけ？ どうするんだっけ？」と大慌てしながらも無事にカウントダウンを終えると、新年一発目はエレ片の人気コントから生まれたシトラスラベンダーの“きみはキョンシー”だ！ さらに「今からモテる2013年の始まりだ！」とSPANKERSの“Sex On The Beach”と湘南乃風“睡蓮花”でものすごい乱痴気騒ぎを巻き起こす。最後は「まだまだ日本はいろいろあるけど、俺達はサバイバルして、また夏、集まろう！」とTRF“survival dAnce ～no no cry more～”で大団円。2012年の終わりと2013年の始まりに、オーディエンスが一体になって心の底から笑い、歌い、踊る、とてつもなく正解感みなぎるアクトだった！（大山貴弘）
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