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個人的に、去る6月30日LIQUIDROOM ebisuの『モテキナイツ』で初めてライヴを観て大ショックを受けて以来、今日のこの瞬間を本当に楽しみにしていました。MCいつかとDJゴンチ=Charisma.com(カリスマドットコムと読みます)。BPM速めでバキバキな4つ打ちのエレクトロ・トラックにのっけて、「女子よ、強くなりなさい」というメッセージをふたりがかりでラップしまくり歌いまくる(ゴンチも歌うのです)そのさまは、とにかくもうかっこいいったらないのです。

7月10日に出たばかりの1stミニ・アルバム『アイ アイ シンドローム』の1曲目、“HATE”でライヴがスタート。続く“歪LOVE”を経ての1回めのMCで、「ごきげんよう」「よろしくどうぞ」という、ていねいなような人をなめたようなあいさつを何度も口にしながら(いつもそうなんですが)、でも「今日は会社を休んで観に来ようと思ってたんですけども、まさか呼んでいただけるとは。ありがとうございます」(ゴンチ)なんてことも言う(ふたりとも会社員なのです)。あと、背後のLEDを見て「うわ、映ってる!(自分が)」(いつか)とびっくりしたりもしながら、“NOW”“メンヘラブス”とプレイするうちに、「なんだ? このかっこいい音は」って感じでじわじわと人が増え始め、続く“AUTOMADE”ではハンドクラップが起きる。ゴンチが「次の曲で最後になります」と言うと、オーディエンスは「えー!」、「告知させていただきます」と言うと拍手が起きる。おお、ウケてるウケてる。「みなさん、今日このあとも楽しんで、明日もいるのかな? わからないけど、月曜からまた働くの、がんばりましょう!」といういつかの言葉に続いて披露されたラスト・チューンは、このユニットの「アッパーでクールでシリアス、あと切実」という特徴を最も表している曲、“GEORGE”でした。(兵庫慎司)





この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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【Charisma.com】過去の ROCK IN JAPAN FESTIVAL クイックレポート