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「八王子の先輩、ホルモンの裏なんですけど、がんばりまーす!お願いしまーす!」という第一声で始まった、Bunta&Kuboty(TOTALFAT)のDJタイム。序盤はエルレ、ハイスタに始まり、怒涛のパンク・ロック・パレードで畳み掛ける。曲の途中で音をカットしたり、音量をグッと落としてMCしたり、パンクのストップ&ゴー感覚で進んでいく、バキッとした男っぽい展開。Kubotyの「俺たちパンク・ロックだから…」を枕詞に次々と放たれるナンバー。

雰囲気が変わるのは中盤。パンク・ロック勢の横の繋がりを語りつつ、ステージに呼び込まれたのは、グッドモーニングアメリカのたなしん! ベースを持っている時以上に、たなしんのムキムキ感、プリプリ感が露わになったパフォーマンスについつい引き付けられてしまう(笑)。アクションの種類はあまり多くないのだが、一つ一つの動きが妙に空間を支配する。この頃にはフロアも満員。たなしんと入れ替わりに呼び込まれたのはKuboty曰く「府中の稲葉浩志!」誰かとと思えば、Joseでした(笑)。マイクを持って、B’z“LOVE PHANTOM”のカラオケをバックに本気の歌唱である。でも曲は途中でフェイドしたのであっという間のレア・シーンだった。続いては「八王子の前田敦子」として女装のたなしんが再び現れAKB48“ヘビーローテーション”を披露。振付を全く研究してこなかったのは明白だが、力業で持っていく。こんな風に笑いのままにラストまで突っ走るかとおもわれたが、徐々にパンク・ロック回帰。最後は亡き友に捧げたTOTALFAT自身のナンバー“R.I.P.”でしめやかに幕を閉じたのだった。(斉藤知太)





この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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【TOTALFAT】過去の ROCK IN JAPAN FESTIVAL クイックレポート