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最終日LAKE STAGEの2番手として登場するのは、母国・韓国や日本はもとより、今やアジアを股にかけて絶大な人気を獲得している4ピース・バンド、CNBLUEである。スモークの焚かれたステージで4人がポジションに着き、「ROCK IN JAPAN!!」と雄々しい声掛けを一発、ジョン・ヨンファ(G&Vo)とイ・ジョンヒョン(G&Vo)のめくるめくヴォーカル・リレーでリードするガッチリの英語詞R&Bナンバー“Where you are”からスタートだ。ジョンヒョンによる電光石火のギター・ソロが決まりまくり、続く楽曲へと向かう際の「Only music, 準備はいいですかー!?」といったヨンファの煽りっぷりも堂に入っている。イ・ジョンシン(Ba)のしなやかなプレイとカン・ミンヒョク(Dr)のワイルドな4つ打ちビートに乗って巻き起こされるコール&レスポンスで右肩上がりに熱気は上昇、「ちょっと早いですけど、盛り上がっちゃいましょうか!」とジョンヒョンが告げてからのナンバーでは、見事に手拍子&シンガロングが加えられてゆく。

「このイヴェントのために韓国からやってきました、CNBLUEです! やっぱり音楽はいいね!(ジョンヒョン)」「皆さん、暑いですか? もっと熱くなろう。ここまではウォームアップです。これからが本当のCNBLUEです。今日は、仕事もないし、皆さんの、社長も、いないし、思いっきり楽しみましょう!(ヨンファ)」と日本語で語りかけてくれるのも実に楽しい。ジョンヒョンはもうびっくりするぐらい流暢なんだけど、ヨンファも「これ、ビールじゃないよ、お茶だよ。お茶の感じでいきますか」とか「コーヒーショップ、どこですか?」とか名言を連発してくれる。ステージ後半は、軽やかでありながら鉄壁のダンス・ロックを立て続けに放ち、まんまと盛り上げまくってくれる有言実行ぶりも素晴らしい。“I’m sorry”を経てのクライマックスは、ファルセットのコーラスにも彩られて否応無く踊らせる最新シングル曲“Lady”だ。今度の8月28日にはニュー・アルバム『What turns you on?』のリリースも控えているが、更なる快進撃を期待させて止まないパフォーマンスだった。(小池宏和)





この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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【CNBLUE】過去の ROCK IN JAPAN FESTIVAL クイックレポート