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さあ、GWのビーチにキラッキラなサウンドの“ぱみゅぱみゅレボリューション”が降り注ぎ、色とりどりの衣装で舞い踊るダンサー陣=きゃりーキッズの中に「イエ〜〜イ!!」と姿を見せるのは、もちろんきゃりーぱみゅぱみゅである。“インベーダーインベーダー”のシュールな楽しさと愛くるしさがオーディエンスを巻き込み、CMでもお馴染みの“きゃりーANAN”が瞬く間に振り付けを伝播させてしまう。鮮烈な声のトーンで挨拶を投げ掛けると、このビーチという環境について「私もこの厚底で、砂漠みたいなところを歩いて来て、転びそうになったんですけど(笑)」と告げながら、オーディエンスの体調を気遣ってくれる。

今度は、忍者のポーズをレクチャーしつつ、和風メロディとパーカッションが飛び交うダンス・ポップ“にんじゃりばんばん”だ。このインタラクティヴな楽しさが、オーディエンスに速い手拍子フレーズを成功させる。“きらきらキラー -Extended Intro Edit-”で音楽を細やかに捉えるダンスもさることながら、今回は最新シングル“もんだいガール”を披露する前にアカペラで歌って振り付けを伝え、いざ本番となると既に壮観なダンス空間が完成している。ポップ・ミュージックの楽しさを、すべての人に体感させてしまうきゃりーの求心力は、このビーチのステージにおいても絶大な影響力を誇っているのだ。




きゃりー&キッズが横一線に並び、歌メロと一緒に跳ね上がる“PONPONPON”。潮風に髪をなびかせて、どキャッチーなサビ部分に突入する瞬間、「せーの!!」と抜けるような声で合図を送る“つけまつける”といったヒット・チューンで追い込みをかけ、「私の曲の中でもカッコ良くて、ロックな曲でお別れしたいと思います!」と最後に披露されるのは“ファッションモンスター -Extended Mix-”だ。砂浜のフィールドをエッジの鋭いダブステップ・リフと一面のモンスター・ダンスに染め上げてしまう。そしてきゃりーは「砂埃、気をつけてね〜っ!」と言葉を残し、笑顔で去るのだった。(小池宏和)




この3日間を「ROCKIN’ON JAPAN 7月号(5/30発売)」にてレポートします。お楽しみに!

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きゃりーぱみゅぱみゅ
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